「光る君へ」まひろ漢字無双&倫子・黒木華の笑い方にネット沸く「女子怖い」 平安の遊び「偏継」とは

[ 2024年1月21日 20:45 ]

大河ドラマ「光る君へ」第3話。赤染衛門(凰稀かなめ)による和歌の勉強会。“漢字ゲーム”「偏継」が行われると、まひろ(吉高由里子・左)は…(C)NHK
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 女優の吉高由里子(35)が主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜後8・00)は21日、第3話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 「ふたりっ子」「セカンドバージン」「大恋愛~僕を忘れる君と」など生んだ“ラブストーリーの名手”大石静氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ63作目。千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を紡いだ女流作家・紫式部の波乱の生涯を描く。大石氏は2006年「功名が辻」以来2回目の大河脚本。吉高は08年「篤姫」以来2回目の大河出演、初主演となる。

 第3話は「謎の男」。まひろ(吉高由里子)は自分のせいで放免(検非違使庁の下級役人)に捕らえられた藤原道長(柄本佑)を心配。しかし、父の藤原為時(岸谷五朗)から謹慎を強いられたため、ただ案じることしかできない。右大臣の父・藤原兼家(段田安則)の指示に従い、道長の次兄・藤原道兼(玉置玲央)は女官を使って帝の食事に毒を仕込み、円融天皇(坂東巳之助)は急激に体が弱っていく。政権掌握へ二の手を打ちたい兼家はライバルの左大臣家の動向を探るため、為時を利用してまひろを間者として送り込む…という展開。

 左大臣・源雅信(益岡徹)の屋敷・土御門殿。まひろは雅信の娘・源倫子(黒木華)らが集い、歌人・赤染衛門(凰稀かなめ)から和歌を学ぶ勉強会に出席。倫子は身分の低いまひろを大らかに招き入れた。

 手始めに行われたのが、平安の“漢字ゲーム”「偏継(へんつぎ)」。赤染衛門が「旁(つくり)」の札を示し、生徒たちはそれに合う「偏」の札を取る。

 「日」「月」=「明」、「糸」「者」=「緒」、「言」「寺」=「詩」など、まひろは次々と札を取り“無双状態”。倫子は「まひろさんは漢字がお得意なのね。1枚も取れなかった。うふふふふ」と口元を押さえて上品に笑った。

 帰宅。為時は倫子について婿を取る話が出なかったかと聞く。自分が利用されたと悟ったまひろは「余計なことを申しました。倫子のお気に入りになれるよう、努めます」と感情を押し殺した。

 ある日、左大臣家から帰る途中、まひろは散楽見物へ。乙丸(矢部太郎)に「うふふふふ」と倫子の笑い方をマネてみせた。

 「偏継」とは当時の文字遊びの1つで「源氏物語」「栄花物語」にも登場。まひろの知識量や倫子の雅な笑い方が反響を呼んだ。SNS上には「平安時代の絵巻物に描かれた女性にしか見えない」「時空を超えてきた平安の姫様が現代で女優やってると言われても納得しちゃうな「十二単似合いすぎる」「キター!」「平安装束似合う」と黒木華の見事なハマり役ぶりを絶賛する声のほか、女子の腹黒い一面が透けて見えるだけに「女子怖い」「この話の女子、怖いのしかいない」「黒木華の爽やかな笑顔とは裏腹な腹黒については、#真田丸で予習済みだ!」「まひろの才と空気の読めなさ、倫子の見事な空気を読解力と座のマネジメント力が示されて胃が痛い」「おお怖w」などの声が上がった。

 次回は第4話「五節の舞姫」(1月28日)が放送される。

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