【王将戦】第1日のポイント 菅井“道なき角”に勝利への道筋

[ 2024年1月21日 05:25 ]

第73期ALSOK杯王将戦七番勝負第2局第1日 ( 2024年1月20日    佐賀県上峰町・大幸園 )

王将戦・第2局・第1日目・A図
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 【関口武史・第1日のポイント】藤井王将の先勝を受けて迎えた2局目、菅井八段は△3二飛と三間飛車を再登板。前例をなぞるように指し手は早い。藤井が持久戦調の構えを見せ、相穴熊のリベンジマッチかと思われたが▲6六銀と上がり別れを告げた。

 藤井の変化に合わせて菅井の選んだ囲いは美濃囲い。先手の右銀が左翼に動いたのに呼応した選択で、△3五歩~△3四飛の石田流とも好相性な囲いだ。

 初日のポイントは後手角の働きを巡った攻防。△6二角(A図)と形を整えた局面、何と菅井の角筋は3重に止まっている。

 通常だと異筋に見えるが将来的に△6三銀引~△5四歩~△4五歩~△3六歩の手順で先手飛車を射程に入れている。後手が潜在的な角の活用を目指す中で左銀を6三の地点まで運び、堅陣に構える工夫も見逃せない。

 菅井の構想に待ったをかけるように藤井は100分の長考で仕掛けると菅井は柔軟に△8四角と応戦、さらに角筋を生かし△4五桂と跳ね出し戦場は全局面に波及した。(本紙観戦記者)

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