藤原紀香 上京きっかけは阪神淡路大震災「諦めるのは嫌だな、と」 猛反対していた父からの言葉明かす

[ 2024年1月21日 14:44 ]

藤原紀香
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 女優の藤原紀香(52)が21日放送のフジテレビ「ボクらの時代」(日曜前7・00)に出演。上京を決意したきっかけが阪神淡路大震災だったことを明かした。

 この日は藤原のほか、高島礼子、浅野ゆう子のそれぞれ交流がある3人の女優が出演。それぞれのデビューについて話が及ぶ中、藤原は自身のデビューについて「1992年ですね。21歳ぐらい」とし、当時はまだ地元・兵庫にいたそうで、「上京するまで少し時間があって、モデルとして東京を行ったり来たりして、出稼ぎをしていた」とした。

 そんな中、1985年1月17日に阪神淡路大震災が発生。発生時はちょうど飛行機に上空にいたという藤原は「降り立ったのが出来上がったばかりの関空だった」といい、「そこから阪急沿線とか全然動いてなかったから、ずっとそこを歩いた時の光景は忘れられなくて」と回顧。「それまで両親には反対されていだけど、あの時に人生観が変わって。“ホップ・ステップ・ジャンプのホップもしてないのに、諦めるのは嫌だな”と思って。震災の2カ月後、“何の援助も入りませんから、私は行きます!”って言って、東京に出ました」と大震災をきっかけに上京したと明かした。

 その時、家族会議が行われたといい、「父親がずっと話を聞いてくれなかった」と藤原。それでも「出かけるその日にトラックを用意してくれてて、“積め!”って、家財道具を積んで、父が運転して東京に行ってくれたんですよ。私も“え?”って思って、車の中で2人きりでどんな話をするんだろうと思ったら、一言も話さないんです。私も話せない。一生懸命、積め込んで。最後も何か言ってくれるのかなと思ったら“毎日戸締りはしろや”って。それで帰ったんですよ。あれだけ反対していた父の、男親の思いというか、帰り際の一言っていうのが、ホンマに心配してくれていて、ホンマ頑張らなあかんなって」と振り返った。

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