星野源 紅白「ありがたい場所」客席の笑顔に涙 学生時代は「見てるだけでつらかった」その理由

[ 2024年1月3日 10:15 ]

星野源
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 シンガー・ソングライターの星野源(42)が2日深夜放送分の「星野源のオールナイトニッポン」(火曜深夜1・00)を急きょ、収録放送から生放送へと切り替えて放送。大みそかのNHK「第74回紅白歌合戦」について言及した。

 9年連続、9回出場の星野は「楽しかったです」と声を弾ませて回想。

 「不器用でけんかばかりの家庭でも、同じ音楽で感情を共有できたのではないかと思い、言葉にできないぐらいうれしかったです。星野さんの音楽が私の日々の生きる理由になっています」というリスナーの声に、「いや~ありがとうございます」と、思いを受け取った星野。「紅白歌合戦すごいよね。いろんな環境で、一人で見られるんだけど、なんとなく集まれる場所にいる人は、集まってみる番組だよね」と年越しの風物詩の偉大さを語った。

 高校に行かなくなった時期があったという星野は、「僕は家族で見るのが苦手でした。僕自身が何者でもなさ過ぎて、将来の不安がありすぎて…。年越しの紅白、見ているだけで本当につらかった。キラキラしたところでやってて、輝きすぎて」と当時の心境を告白。ところが、自分が出る側となり、心温まる感想をもらうようになると「ありがたい場所だな」と思うようになったという。

 コロナ禍が明け、大勢の観客で会場が埋め尽くされた「第74回紅白歌合戦」。幕が開けて華やかな会場を目にした星野は「泣きそうになった。家族3人で見てた自分とすごい重なっちゃって」と感極まりようになったと明かし、「華やかなことができるって本当幸せなことなんだな。客席の人たちめっちゃ笑顔なの。その笑顔を見ると泣きそうになる。本当にうれしかった」と特別な舞台に立てた喜びを声を弾ませながら語った。

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