中居正広が「気持ちを揺さぶられてしまった」引退セレモニー 意外な球団の意外な選手が「MVP」

[ 2023年10月23日 16:34 ]

中居正広
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 タレントの中居正広(51)が21日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「中居正広 ON&ON AIR」(土曜後11・00)に出演。今季限りで現役を引退したプロ野球選手たちを労うとともに、中居の心に一番響いた引退セレモニーを明かした。

 この日は幼少期から憧れ続けた巨人・原辰徳前監督(65)についての思いを冒頭から切々と語った中居。CM明けには阿部慎之助新監督(44)が就任した来季の戦いについて「楽しみ、楽しみ」と元気いっぱいな声で口にした。

 その流れからロッテ、楽天、DeNA、広島と…としばらくプロ野球についてのトークに。そして、引退セレモニーについての話になった。

 「僕のなかでセレモニーMVPって毎年決めてるんですよ。引退セレモニーMVP。引退セレモニーで、ぐっときた選手っていうのを毎年、この人だなー今年は、とか。この人、スピーチ良かったなって人がいつも心のなかにあって」

 毎年、多くのプロ野球選手が引退していくが「本当に一握り。(球団が)引退セレモニーをしてくれるだなんて」と野球に詳しくないリスナーに説明したうえで「いつの間にか戦力外って。サヨナラって。現役をやめますって言ったって、やめたのかやめてないのか気づかれないままやめてしまう人のほうが多いんじゃないのかって。そんな厳しい世界」とさらに付け加えた。

 今季も各球団の引退セレモニーを見たといい、「今年の引退セレモニーのスピーチが一番良かったのは、MVPは…中日・谷元選手」と谷元圭介元投手(38)の名前を挙げた。

 「うーん…。何が良かったってね…。中日の引退セレモニーは谷元投手と大野(奨太)選手。日本ハムから来たキャッチャーなんですけども。福田(永将)選手。堂上(直倫)選手って4人」とさらに説明したうえで「もちろん皆さん、スピーチ良かったんですけども。いやー、谷元選手のスピーチは本当に良かったですよ」と中居。

 「まずね、長いのもダメだし、短いのもダメだし。上手でもダメなんですよ。じゃあ、何が正解なんですかっていうね」としつつ、スピーチは「評価のためにやるものと、思いを伝えるものと。2つあると思うんですけども。いいこと言ったねっていう評価を求めると、どうしても気持ちが濁ってしまって。テクニックとか、技術的にとか。いいワードを言おうとかって。腹黒さとか下心みたいなのがよぎって気持ちが伝わらなくなってしまうことってあるんですよ」。

 評価を求めるもの、思いを伝えるもの。どっちがいいでも、どっちが悪いでもないと前置きしたうえで、谷元さんのスピーチは「凄く上手だなっていうことでもなかったんですけど。とにかくぐっときちゃったね。もうこれ、泣いちゃうよって」とMVP選出の決め手について語り「見てみてください。僕は気持ちを揺さぶられてしまった。ホント泣けちゃうんですよね」とリスナーに呼びかけていた。

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