FUJIWARA原西、YouTube休止　フジモン事故余波「我々のお笑いを一番表現できる場所でした」

「FUJIWARA」原西孝幸
Photo By スポニチ

　お笑いコンビ「FUJIWARA」の公式YouTubeチャンネル「FUJIWARA超合キーン」が23日にまでに更新され、原西孝幸（52）が相方・藤本敏史（52）の当て逃げ事故を巡り、当面の間YouTube活動を休止すると発表した。

　「FUJIWARA」が所属する吉本興業は今月11日、藤本が接触物損事故を起こしたことを公式サイトで発表。同サイトによると、4日正午ごろ、東京都渋谷区交差点で藤本が運転する車両と被害者の車両が接触し、物損事故を起こしたという。事務所は藤本について、当面の間、芸能活動を自粛すると発表していた。報道を受け、原西はSNSで相方の事故を謝罪し、「しっかり反省するようにと伝えました」と報告していた。

　藤本の事故を受け、メディアは対応に追われた。バラエティー番組に引っ張りだこな存在だっただけに、各局はテロップなどで配慮。親交のあったタレントは「ショック」などとコメントを発表していた。

　「FUJIWARA超合キーン」は今月6日以降、更新が途絶えていたが、21日に原西が単独で出演し「いつもこのチャンネルを楽しみにしてくださっている方々に、本当に心配とご迷惑をおかけしております」と、深々と頭を下げた。

　続けて「被害者の方、関係者の方々にご迷惑をおかけして大変申し訳ございません」と再び頭を下げ謝罪。「相方の方にはしっかり反省するように伝えております」とし、「Xでは、さまざまな意見をいただきまして、重く受け止めております」と、ファンからの意見を受け止めたという。その中で「超合金の配信楽しみにしてます」というコメントがあったことから、今後の動画配信については「今回の相方の芸能活動自粛に伴いまして、しばらくの間、休止させていただきます」と発表した。

　再開時期については「現段階では何も決まっていない」といい、「相方が復帰するまで待つかもしれませんし、もしかしたら僕個人の企画をあげていくかもしれません」と説明し、「“これからだ！”という時期だったので、僕もスタッフも大変残念な気持ちでありますが…それ以上に、このチャンネルを楽しみにしていただいてる方、ご迷惑おかけしております」とファンへ謝罪。「このチャンネルは、我々FUJIWARAのお笑いを一番表現できる場所だと2人とも考えておりますので、復帰できるときには、僕たちのお笑いを120％みなさまにお伝えできるよう準備していきますので、それを楽しみにしていただけるとありがたいと思っております」と呼びかけた。

　捜査関係者によると、藤本は今月4日、都内でイベント出演後、東京・渋谷の交差点で事故を起こした。車で直進している際に前を横切る車の左後方部に接触し、その場から立ち去った。知人は「低速で当たったような感じだったと聞いている。本人は気づいてなかったようだ。被害に遭った女性運転手が警察に相談して発覚した」と説明。警視庁が藤本から事情を聴いている。

　藤本は事故の責任を取り活動を自粛しているが、テレビ局関係者は「すぐに連絡しなかった代償は大きい」と指摘。周囲によると、藤本は被害女性に直接謝罪。関係者や芸人仲間にも連絡を入れて「迷惑をかけて申し訳ない。娘たちにも大変迷惑をかけてしまった」と謝罪している。