8冠の偉業・藤井王将に愛知県が県民栄誉賞贈呈を発表　浅田真央、星野仙一、吉田沙保里に続く4人目

藤井聡太8冠
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　史上初めて棋界の全8冠を独占した藤井聡太王将（21）＝名人、竜王、王位、叡王、王座、棋王、棋聖含む＝に愛知県は23日、県民栄誉賞を贈呈することを決めて発表した。

　過去の受賞者はフィギュアスケート女子で10年バンクーバー五輪銀メダリストの浅田真央さん、中日の投手として活躍後、中日と阪神、楽天、08年北京五輪日本代表監督も務めた故星野仙一さん、レスリング女子で04年アテネ、北京、12年ロンドンの五輪3大会で金メダルを獲得した吉田沙保里さんで、今回4人目となる。

　同県は受賞理由を「史上最年少での棋士デビュー以来、将棋界において数々の最年少記録を塗り替え、ついには史上初の8冠同時制覇という歴史に刻まれる偉業を成し遂げるとともに、常に将棋に対して真摯に向き合い、ひたむきに努力を重ね粘り強く勝利をつかみ取るその姿が、世代を超えて広く県民に夢や希望を与えた」とした。