中居正広 巨人の今季最終戦を生観戦していた 幼少期から憧れた原さん挨拶「生で聞きたいなって」

[ 2023年10月23日 15:30 ]

中居正広
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 タレントの中居正広(51)が21日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「中居正広 ON&ON AIR」(土曜後11・00)に出演。今季限りで退任した巨人・原辰徳前監督(65)のラストスピーチを聞くために今季最終戦だった今月4日のDeNA戦(東京D)を生観戦していたことを明かし、幼少期から大ファンである原前監督を労った。

 番組が始まるなり「あぁ、イヤだ…お疲れさまスペシャル」と寂しそうに第一声。オープニングトークで「長い間、本当にお疲れさまでした」と切り出すと、自身にとって長年のアイドルである原前監督について時間を割いて話した。

 「ワタクシ、ジャイアンツの最終戦。見に行きました」とまずは報告。「これはもう、見なければ。あぁ、見なければ…と思いながら」といても立ってもいられなかった様子で「何を見に行ったかって、試合もそうなんですけども、最後の原さんのファンに挨拶するセレモニーみたいなのを生で聞きたいなって」と続けた。

 そして、「原さんの年齢とキャリアで、最後の…。まぁ、分かんないですよ?分かんないんだけど、あれ?これ最後のユニホーム(姿)になってしまうのかな?なんて(思ったら)急にワー!ってなっちゃって。ワー!何月何日、おぉ、行ける行ける!って」とスケジュールもちょうど空いていたため東京ドームへ駆けつけることができたという。

 原さんは現役選手としてラストマッチとなった1995年10月8日の広島戦(東京D)では「4番・三塁」で入ってフル出場。7回には左翼スタンドへ通算382号となる本塁打を放ってスタンドの号泣を誘い、試合後の引退セレモニーでは「アキレス腱が切れるまでグラウンドで頑張ろうと思ってきました。しかし、限界です」とファンに報告したうえで「プレーヤーとしての夢は終わったわけですが、僕の夢には続きがあります」との名スピーチで再び涙を誘った。

 そのセレモニーでファン代表として花束贈呈役も務めている中居。「その時、僕は…。今から30年前になるの?あれ。嘘でしょ?もう30年近くも前になんの?あらやだ、年取っちゃったわねぇ」と今年8月に51歳になった自身の年齢に苦笑いしつつも「あれから30年。監督…」と一瞬絶句。「なんかちょっとセレモニーはしっかり見ておきたいなって」と言葉を続けた。

 そして、実際に現場で見て聞いた原前監督のラストスピーチについて「原さんはやっぱりおしゃべりがうまいっていうか。スピーチがやっぱりもう…慣れてるのかなぁ…。凄い、いい挨拶で。その挨拶のあとの(阿部)慎之助監督のスピーチが。もちろん慣れてないですから。原監督がやっぱりもう上手過ぎちゃって。引きつけながら感想を言って。感想を言いながら見渡して。見渡してからまたきゅっとこう。しゃべる緩急みたいなのも、張る時と込める時とズバッという時と。ちょっとよどみながら、そしてスパッと。なんかね、上手なんですよ。落語家さんみたい」と中居らしい言葉で感想を口にした。

 「でも、本当に…。大変お疲れさまでした…ですねぇ…」と通算17年間に渡って巨人監督を務めた原さんを改めて労った中居。CMに入る前の1曲に「加山雄三さん」と歌手を指定し、スタッフが「旅人よ」を選曲すると「若大将…」と寂しそうにつぶやいた。

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