谷村新司さん関連名曲 16日付トップ50に「昴」など6曲ランクイン 別れを惜しんだファンが、もう一度

[ 2023年10月17日 18:35 ]

歌手の谷村新司さん
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 音楽情報サービスなどを提供する「オリコン」が17日、2023年10月16日付デイリーデジタルシングル(単曲)ランキングを発表。10月8日に死去したことが発表された谷村新司さん(享年74)の関連作品が、デイリーデジタルのシングル上位50曲に6作ランクインしたと発表した。

 オリコン調べによると、谷村さんの「昴」が16位にランクインしたのを皮切りに、アリス「チャンピオン」が33位。「サライ」は35位、「いい日旅立ち」が37位、アリス「遠くで汽笛を聞きながら」が38位、アリス「冬の稲妻」が49位に入ったと発表した。谷村さんとの別れを惜しんだファンが、思わず、もう一度とばかりにダウンロードしたと思われる。

 谷村さんは、小林旭が「渡り鳥シリーズ」でギターを弾く姿を見て「自分もモテたい」とギターを練習し、バンド活動を開始。1971年に堀内孝雄と「アリス」を結成した。翌72年、「走っておいで恋人よ」でレコードデビュー。同年5月、矢沢透を加えて活動。当初は不遇の時期を過ごしたが、「セイ!ヤング」のDJで人気者になっていった。「冬の稲妻」「チャンピオン」がヒット。さらにソロでも活躍し、山口百恵さんに楽曲提供した「いい日旅立ち」も歌い継がれる名曲に。自身が歌った「昴」も日本国内のみならず、中国、アジアで愛された。

 「アリス」は1981年に活動を停止したが、09年に再始動。今年4月「アリス」の全国ツアーの来年への延期、6月には公式サイトで年内治療に専念することが発表されていた。8月の日本テレビ「24時間テレビ」で「サライ」を出演者が歌唱する場面では、病床からのメッセージが紹介された。

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