文化放送社長　旧ジャニーズ事務所のタレント起用「やめる方針はありません」

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　文化放送の斉藤清人社長が17日、東京・浜松町の同局で定例会見を行い、旧ジャニーズ事務所のアイドルが出演する番組について言及した。

　現在、同局で放送している旧ジャニーズ事務所所属タレントが出演する番組は12番組。こちらについて「10月以降も継続して放送しております」とし「来年の4月以降に関しましては番組の企画とかコンセプトとかと合わせて、出演者というのはどういう方がふさわしいのかというところは、フラットに考えて。4月以降については、またしかるべき時期に対応していきたい」と説明した。

　今後の特番などの起用について「起用をやめるという方針はありません。旧ジャニーズ事務所所属の方がふさわしいと思えば、出演交渉していくことになります」と伝えた。

　同局の「ジャニーズWEST　桐山照史・中間淳太のREC！」については、公式サイトで「桐山照史・中間淳太のREC！」に変更されている。村田武之編成部長は「改名とか発表していないグループに関しましてはそのままにしております。ただ、文化放送としましても、ジャニーズ社がなくなったということを受けまして、ジャニーズというワードだったりを削除しました。まだグループ名が決まっていない段階ですが、ジャニーズという言葉を押さないということで、現段階はそういう措置をとっております」と説明した。

　故ジャニー喜多川氏による性加害問題を受け、これまで2度会見を行った同事務所。最初の会見では「社名は維持」の姿勢を見せていたが、今月2日に行われた2度目の会見では、従来のジャニーズ事務所の社名は17日から「SMILE－UP.（スマイルアップ）」に変更され、被害者救済や補償に特化し、補償が終わり次第廃業すると発表された。

　これを受け、関ジャニ∞とジャニーズWEST、Sexy　Zoneはグループ名を変更すると明らかにしている。