安井友梨　フィットモデル世界大会で三冠の快挙「奇跡がおきました」　骨折乗り越えビキニ4位の雪辱果たす

安井友梨公式インスタグラム(@yuri.yasui.98)から

　ビキニフィットネスの安井友梨（39）が16日、自身のインスタグラムを更新。スペイン・マドリードで開催されたボディービルの国際大会「アーノルド・クラシック・ヨーロッパ2023」で、フィットモデルで三冠の快挙を達成したことを報告した。

　「奇跡がおきました」と号泣の絵文字5つ重ねた安井。「アーノルドクラシックヨーロッパ　フィットモデル三冠　年齢別優勝　身長別優勝　無差別級優勝」と報告し、「本当にありがとうございました　信じられないです」と3つのトロフィーを持つ喜びの写真を公開した。

　「JBBF日本チームコーチの皆さま、連日の大会サポートで大変お疲れのところ、夜遅くまで妥協ないポージングレッスンをありがとうございました」とスタッフに感謝。「コーチの皆さまのおかげで、前日のビキニでの惨敗で心折れておりましたが、それでも決してあきらめることなくもう一度立ち上がり、フィットモデルのステージに絶対の自信を持って上がることができました」とつづった。

　チームメイトたちの写真も添え、「チームジャパンの皆さま、応援してくださる皆さまのおかげで、私一人の力では到底届かなかったフィットモデル世界一となり、オーバーオール優勝までできました。何と言っていいかわからないほど、心から感謝しております」とチームにも感謝。「前回2019年アーノルドに出場した際に開催されていたフィットモデルという競技を観て一瞬で魅了されました。『いつか私もフィットモデルのステージに立ちたい、そして、アーノルドのステージで世界の選手と』この熱い思いを胸に日本へ帰国したときの心のときめきを今も忘れることができません。2021年フィットモデル日本初開催で、私の願いが一つ叶いました。そして、今回そのとき夢見たアーノルドでフィットモデルに初出場し、年齢別、172センチ以下クラス、オーバーオール、すべてに優勝させて頂きました」と報告。

　「わずか2か月足らず前に左足親指を粉砕骨折して、ヒールを履いてステージに立つことどころか、歩くことすら無理と診断されてから、世界一になれるとは奇跡以外の何ものでもありません」と感激をつづり「骨折から今日に至るまでの奇跡の数々は、すべてが皆さまのおかげです。皆さまの力強いお支えのおかげで、『自分と未来は、変えられる』ことを証明させて頂きました。皆さまと一緒に世界一になれましたこと、心より感謝申し上げます」と締めくくった。

　2カ月前に左足親指の粉砕骨折を負ったが、8日の「フィットネス　ジャパン　グランドチャンピオンシップス　2023」で4連覇を達成。前日のビキニフィットネスでは4位だった。

　安井は昨年10月に韓国で開催されたIFBB世界フィットネス選手権のビキニフィットネスで2年連続の準優勝で銀メダルを獲得。今年9月のオールジャパン・フィットネスチャンピオンシップスでは163センチ超級で8連覇を達成した。