布袋寅泰 移住先のロンドンで娘の学校の「交通当番」を担当 学校行事は「むしろやりたいタイプ」

[ 2023年10月16日 14:28 ]

布袋寅泰
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 ギタリストの布袋寅泰(61)が、15日放送のTBS「日曜日の初耳学」(後9・00)に出演。移住先のロンドンでの生活を語った。

 布袋は50歳の時にロンドン移住を決断。「何か、自分自身の中で創作意欲って言っちゃなんだけど、自分が自分という壁を越えられずにいるっていうか、前に進めない苦しみを味わってる時でもあった」と移住理由を語り「ずっと昔、いつかは海外でやってみたい。ギターを手にした時からの夢でもあった」とした。

 そして「もう50(歳)かと思ったけど、50はまだ遅くない。何かやるには逆にふさわしい時なんじゃないかって思いもあったし、娘が10歳になった時で、(妻の今井)美樹さんは49。ある意味、自分を守るような事をしたくなかった。家族でチャレンジ、冒険したいなって」と移住を決意。「俺の夢のためにイギリスに移住しないか」と妻と娘に相談したところ「“何言ってるの?は?”って感じでしたね」と当初は理解してくれなかったと明かした。

 家族を説得して始まったロンドン生活は「大変でしたね」と苦労の連続だったと明かした。特に娘が馴染めるか心配だったとし「娘は英語の勉強をして行ったけど、現地校に入って初めてクラスに入って行った時の姿をいまだに覚えてて」と転校初日を回想。「僕と美樹さんは窓の外からずっと見てて、ずいぶん早くに教室に入っちゃったもんだから“頑張って”って手を振って帰ろうと思ったけど、気になってもう一回戻ったんです」と娘の様子をそっとうかがった。

 すると、娘が誰もいない教室で机の上に乗った椅子を全員分、降ろしていたといい「僕たち、それ見て涙しちゃって…誰も見てないところでそんなことをやれる娘がまぶしいなって思いながら、たまたま担任の先生もご覧になってて“日本ではそういう教育なさるんですか?”って」と娘の行動を誇らしく思ったと振り返った。

 また、娘の学校行事も「むしろやりたいタイプ」という布袋。ところが「ロンドンの補習校、日本人の方が週末に行く学校があって、そこで交通当番をやるんですけど、雨の中、黄色い服を着て、人が滞らないように“こっちどうぞ”ってやるんだけど、皆さん僕を見つけると止まっちゃうんですよね」と明かし、父親の顔をのぞかせながら照れくさそうに笑った。

 ロンドン移住2年後の2014年には世界的ロックバンド「ザ・ローリングストーンズ」との共演も実現。娘が学校でその話をしたところ校長先生に驚かれたといい「その学校もまた、なかなかすごいメンツで。ベッカムさんの息子さんやミック・ジャガーのお孫さんがいたり…。僕が日本のロックスターだと先生は知ってるけど、どのロックスターだか分からないぐらい」と他に有名人の子息がたくさん通っている学校だったそうで「ある日、僕が幸運にも共演が実現した時に“あなたのお父さん凄いな”ってようやく認めてもらえた」とうれしそうに語った。

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