「R―1グランプリ」4年ぶり出場制限撤廃 芸歴10年以上も出場可能に、来年3・9決勝戦

[ 2023年10月16日 03:00 ]

「R―1グランプリ2023」で優勝した田津原理音(2023年3月4日撮影)
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 ひとり芸の日本一を決める「R―1グランプリ」から4年ぶりに「芸歴10年以下」の出場制限が撤廃されることが15日、分かった。関係者によると、12月下旬に1回戦が始まり、来年3月9日に決勝戦を予定している。新旧の芸人がしのぎを削り合う激しい大会となりそうだ。

 今回で22回目。漫才日本一を決める「M―1グランプリ」と違い、2002年のスタート時からしばらく芸歴による出場資格の制限はなかったが、21年大会になって設けられた。

 フレッシュな芸人が知名度を高める一方で、ベテラン・中堅芸人からは不満の声が上がっていた。フジテレビ系で生放送された今年3月の決勝戦の平均視聴率は、お笑い人気の高い関西地区で9.5%(ビデオリサーチ調べ)と、06年以来17年ぶりに1桁を記録したこともあって、テコ入れを図ったとみられる。

 決勝戦のネタの制限時間は従来の3分から4分に増やす予定。番組関係者は「芸歴を問わず実力のある芸人たちがぶつかり合うことによって面白い大会にしていきたい」と話している。

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