キムタク「教場」制作延期「番組制作上のトラブル」撮影日程など再調整へ

[ 2023年9月21日 05:00 ]

フジテレビ
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 俳優木村拓哉(50)が主演を務めるフジテレビの人気ドラマ「教場」シリーズのスペシャルドラマの制作が延期となったことが20日、分かった。関係者によると、来春放送で今秋の撮影を予定していた。木村をはじめこれまで出演してきた主役級のキャストが勢ぞろいするという。

 今回の延期の理由は制作上の問題。同局のスタッフは「番組制作上のトラブルが発生した。オンエアまでに余裕があるので延期しました。制作期間を改めて検討し直せば解決するもの。作品を上質なものにするためで、ドラマ自体を放送することには変わりありません」と説明した。別の関係者は「今後も制作スタッフと木村拓哉さんの間で、内容に関してのディスカッションは続けられていく」と明かしており、各キャストとスケジュールや脚本を詰めながら撮影を進めることになる。

 主演の木村を巡っては、所属するジャニーズ事務所が創業者のジャニー喜多川氏による性加害騒動で揺れている。19日には社名を変更することも明らかになったが、大手企業がCMで所属タレントの起用を見送るなどの措置を取っている。

 今回の延期は事務所にとっても看板タレントの人気シリーズだけに力が入っており、思わぬアクシデントで気がかりがまた一つ増えたといえそうだ。

 「教場」は木村演じる警察学校の冷徹な教官・風間公親と、警察官を目指す生徒たちとのやりとりを描く物語。2020、21年に特別ドラマが放送され大ヒット。今年4月には月9枠で風間の過去を描く連ドラを放送し、最終話は物語に深く関わる大きな謎を残す形で終了した。フジテレビは本紙に「視聴者の皆さまから『教場』の続編を望む声は当社にも多く届いており、現在、制作すべく調整を行っているところです」と回答した。

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