谷原章介「林理事長、頑張って下さい」　日大ラグビー部“いじめ疑惑”「なぜ日大スポーツ部で問題が頻発」

谷原章介
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　俳優の谷原章介（51）が21日、MCを務めるフジテレビの情報番組「めざまし8（エイト）」（月～金曜前8・00）に出演。日大ラグビー部の制汗スプレーにライターで火を付けて近づけられるなどの“いじめ”疑惑についてコメントした。

　日大広報部広報課は20日、ラグビー部で昨年、部員1人が他の部員からガスバーナーを背後から当てられるなどのいじめを受けたとの一部報道について、「事実ではなく、実態は制汗スプレーにライターで火を付けて近づけられたもの」などと回答した。同日、スポニチの取材に応じたもので、「評議員会で林理事長から報告があった」との報道も否定し、「競技スポーツ部長から（報告が）なされた」と回答した。

　事案は22年5月に発生したものだといい、「当該行為は許されるものではなく、ラグビー部の改革が必要であると考えた」とし、今年度は新監督を迎えて活動している。事案の詳細については、「回答を差し控える」とした。

　番組では、発汗スプレーの事案のほかに、無断で、私物をインターネットで売る行為もあったと伝えた。日大ラグビー部の川村真一朗総監督は、同局の取材に、これらの行為を「迷惑行為」「いたずら行為」と表現。この迷惑行為、いたずらとされる行為をした部員は、すでに退部していることを明かした。一方、現役のラグビー部員は同局の取材に「いじめだと思う」と答えているという。

　谷原は「本当に幼稚な感じがしますけど、これ外部の調査委員会が入って1年4カ月たってまだ結論が出ていない。こんなかかるもんですか」「なぜ日大で、スポーツ部でこういった問題が頻発するんですかねえ」と首を傾げ、「学校だけでなく社会でもどこでも起こりうることですけど、やった方はちょっとしたいらずら心、ふざけただけという認識でもやられた方にとっては凄くショックないじめに近いような思いってありますよね」と指摘。コメンテーターが日大の教育理念を読み上げ、「もう頑張れ日大としか言いようがないですよ」と言うと、「林理事長、頑張ってください」と、林真理子理事長に“エール”を送っていた。