A.B.C－Z河合郁人　12・21で脱退へ　退所はせず　グループは4人に　MC・冠番組の目標に注力へ

「A.B.C―Z」脱退を発表した河合郁人
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　A.B.C―Zの河合郁人（35）が12月21日をもってグループを脱退する。所属するジャニーズ事務所が21日、公式サイトで発表した。A.B.C―Zから脱退者が出るのは初めて。グループは4人で活動を継続する。

　なお、「河合は引き続き弊社に所属した上で、個人のタレントとして活動いたします」としている。

　脱退の理由については「河合は、以前より『40歳までに自身がMCを務める冠番組を持つ』『MCとしてのポジションを確立する』という目標を掲げておりました。今後の活動について考える中で、目標を達成するためには、自分の持てる力と限りある時間をこれまで以上に注ぎ込まなければならないと考え、グループを離れ、個人で活動することを決意いたしました。そして、話し合いを重ねた結果、メンバーは河合の意思を尊重し、今回の結論に至りました」とされた。

　事務所は「改めまして、これまで5人のA.B.C-Zを応援していただき、誠にありがとうございます。12月21日までは5人で活動いたしますので、皆様にお楽しみいただけますよう、精一杯努めてまいります。新たな道を歩むこととなりましたA.B.C.Zと河合郁人を、これからもご支援いただけますと幸いでございます」としている。

　河合は「僕は40歳までに自分がMCの冠番組を持つ事MCというポジションを定着させる事を目標としています。勿論その目標がすぐに叶えられるわけではありません。今はグループ活動をしながらバラエティ番組や情報番組の出演、MCの仕事をやらせていただいています。グループ活動をしながら出来てはいたのですが、今まで以上にもっと深くこの世界を経験し、極めていかないと自分の目標を叶えることはできないと思い個人での活動を選びました」と説明した。

　ジャニーズ屈指の“ジャニーズ愛”の持ち主として知られ、近年は木村拓哉や松本潤などの“ジャニーズものまね”でブレーク。TBS系「ゴゴスマ」でコメンテーターを務めるなど、幅広く活躍している。

　近年は一方で、舞台「滝沢演舞場」への出演をきっかけに元ジャニーズ事務所副社長でエンターテインメント会社「TOBE」の代表・滝沢秀明氏（41）とは非常に親交が深い。同じく「…演舞場」に出演し、滝沢氏と親交が深い元Kis―My―Ft2の北山宏光（38）は先月末にジャニーズ事務所を退所。17日に「TOBE」への合流を発表している。

　河合は自ら履歴書を送り、1999年5月9日に入所。2001年から「A.B.C」として、2008年から「A.B.C―Z」として活動してきた。2012年2月1日に「Za　ABC～5stars～」でジャニーズで初めてDVDデビューした。