博多華丸も「初耳」 福岡時代の“大吉先生”の苦悩と試行錯誤「大阪の大喜利のVTRを見て…」

[ 2023年9月1日 15:30 ]

(左から)博多華丸・大吉
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 お笑いコンビ「博多華丸・大吉」が31日深夜放送のABCテレビ「やすとものいたって真剣です」に出演。芸人になるきっかけや不遇の時代について語った。

 大学生の頃に、福岡のオーディション番組に出演したが、出場者はほとんど素人で、その中でも4位という成績。優勝した、当時「ター坊ケン坊」というコンビだった現・カンニング竹山ら、3人だけが吉本所属となった。4位だった華丸・大吉はそこには漏れたが、「人が足りないから」と竹山に呼ばれ、コントの台本を渡され、「福岡事務所の稽古場に顔を出した日から抜けられなくなった」という。

 そこから地元福岡で仕事を続けたが、日本テレビ系列で放送されていた「エンタの神様」のオーディションを受けるも、衣装のスーツスタイルと年齢を理由に「磨けば光る原石が欲しいのに、できあがったスーツのおじさんはいりません」と言われるなど、不遇の時代が続く。

 さらに会社の方針として、「漫才の練習をするヒマがあったらグルメレポートの練習を」と言われ、漫才の仕事は入れてもらえない。大吉は、「あまりにも何もできなかった」ため、フロアディレクターの仕事が振られたという。「コントの役かと思ったらマジの指示が飛んでくる」ので、今でも「フロアさんを見たら今何が起こっているかが分かる」と話す。

 それでも、「多分死ぬまで漫才をやるんだろうな」と考えていたという大吉。華丸は、「学園祭だとウケるけど立食パーティーだと逃げ帰ってくる後輩がいる。その尻ぬぐいをしている間にめちゃくちゃウケるようになっていた」ので、「やっていて楽しかった」と振り返った。

 とはいえ、大吉は「どうやっていいのかわからないので、いろんな人のネタを分析したり」、自分は「大喜利系かなと、大阪の大喜利のVTRを見て、これと違う答えを100個考えよう」など、自分なりに試行錯誤していたと明かす。これを受けて華丸は「へぇ~!」と感心し、「初耳」と驚愕の表情で告白した。

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