博多華丸・大吉 福岡時代に体験した大阪芸人との格差とは…「それが当然と」

[ 2023年9月1日 14:45 ]

(左から)博多華丸・大吉
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 お笑いコンビ「博多華丸・大吉」が31日深夜放送のABCテレビ「やすとものいたって真剣です」に出演。福岡時代に実感した、大阪芸人との格差について語った。

 番組冒頭から、MCの「海原やすよ・ともこ」に対し「バリアも張っておりません」「どうせ俺たちのことを面白いと思ってないだろうな」と、構えた大吉。「この局内でも思ってる人がいると思う」というその理由には、自身らの歴史が関係するという。

 両コンビの最初の出会いは、当時「海原やすよ・ともこ」が月1~2回出演していた、吉本の福岡の劇場。大吉いわく、「福岡吉本の方針として、大阪の芸人さんとしゃべってはいけない」というルールがあった。「お前らみたいなもんが、関西から来てくださった漫才師さんに迷惑をかけてはいけない」というもの。ともこは「全然そんなことないのに」と否定しつつも、福岡へ行くと歓待されるため、大阪の芸人は全員福岡が好きだったと話す。

 ある時、大阪で活動していた漫才コンビの「中川家」と、福岡芸人10組20人が出演することになった。楽屋は4つあったが、割り振りが、「『中川家』剛様」、「『中川家』礼二様」、「福岡芸人10組」となっていた。1つが余って閉まっていたため、大吉がスタッフに尋ねると「『中川家』のお客様が来られるかもしれないので、そのための予備です」と言われたという。

 「そんなん『中川家』が気を遣うわ」と爆笑するともこに、華丸は「そんなもんかなと。最後のほうなんか(スタッフから)『どけ!どけ!』言われて、『どうぞ!りあるキッズさん』」と、当時中学生漫才コンビとして活躍していた「りあるキッズ」を優先されたエピソードを語った。

 やすよは「福岡の社員さんの、華大さんに対する洗脳がすごすぎる」と笑ったが、ゲストの楽屋には弁当と土産の明太子が置いてあり、福岡吉本所属の芸人の楽屋には水1本もないという当時の状況に、大吉は「それが当然と思っていた」と話した。

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