井上貴博アナ、慶応球児たちへの批判に大号泣「そこだけは許せない」4分間涙止まらず…声震わせ必死の訴え

[ 2023年8月26日 14:07 ]

TBS・井上貴博アナウンサー
Photo By スポニチ

 TBS井上貴博アナウンサー(39)が26日、パーソナリティーを務める同局ラジオ「井上貴博 土曜日の『あ』」(土曜後1・00)に生出演。母校・慶応(神奈川)が仙台育英(宮城)を下し、107年ぶり2度目の優勝を飾った全国高校野球選手権大会について振り返った。

 慶応高野球部OBでもある井上アナは物議を醸した慶応の応援に言及。慶応が陣取る三塁側の内野席、アルプス席は、得点が入るたびに「若き血」の大合唱が始まる盛り上がりようで、仙台育英の攻撃のときでも、ストライクが入るたびに、アウトを一つとるたびに歓声が上がったため、一部から批判的な声も上がっていた。

 そして「一つ思うのは、選手にその矛先を向けるのは違うと思うんだよね…。これはつらかったですね」と涙ぐむと、大号泣。声を詰まらせながら「そこは3700校、全選手が夏にかけてきた思いっていうのは変わらないと思うんですよね。“そりゃ慶応だから”とか、選手を批判する権利はないと思うんだよね。そこだけは許せないんだよね」と、思い切り涙を流した。

 「微妙な判定がありました。微妙な判定っていうのも常にあるんですよね、別にどの大会でも。例えば、神奈川県大会の決勝、横浜と慶応。他の試合にもありました。甲子園でも準決勝の仙台育英と神村学園、この試合でもありました。確かに、その一つのプレーで大きく流れは変わりました」としつつ「判定に関して皆さん思うところがあると思いますし、それは当然です。僕もいろいろ思いました。でもさ、選手を責めるのは…違うと思うんですよね。それは、横浜高校にも神村学園にも失礼だよね。彼らは全力のプレーをした。ただそれだけですよね」と、涙声で必死に訴えた。

 井上アナは「決勝でもありました。慶応の丸田くんが放った外野フライ。仙台育英の外野手が落球した。でもあれって、高校野球、甲子園、よくある…というか、仙台育英の選手がやるのは珍しいです。でも、あのプレーが慶応の大応援団の声で、選手の声がかき消された…。いや、仙台育英なめんなよ!」と言葉をつなげると「仙台育英がどんな高いレベルで練習してきてるか…。大事な大会で声聞こえないなんて当たり前なんですよね。でも、それをこうやって彼らは練習してきてて、仙台育英に失礼だよね」と声を震わせた。

 「外部のバカなOBの僕を責めてよ…!選手責めるのは違うんじゃないか?」と続けた井上アナ。「どの学校でも関係ないと思うんですよね。慶応だろうが、仙台育英だろうが。選手は本当に尊くて、全て懸けてプレーやってる。別に野球だからじゃないですよ。他の学生スポーツ全部です。だから選手を責めるのはやめてくれ」と、とめどなく涙を流した。

続きを表示

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2023年8月26日のニュース