46歳でメジャーデビューのRio「地元の大阪城ホールや京セラドームでコンサートを」

[ 2023年8月21日 18:49 ]

アルバム「Zero」でメジャーデビューしたRio
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 大阪出身のシンガーソングライター・Rio(46)が21日、大阪市内でメジャーデビューアルバム「zero」のリリースコンベンションに登場。「世の中の1人でも多くの人に曲を聴いてもらいたい。大きなステージで歌えるチャンス。地元の大阪城ホールや京セラドームでコンサートをやりたい」と期待に胸を膨らませていた。

 05年、トレードマークの渋くて甘い“しわがれ声”を武器に、シンガーソングライターとしてデビュー。その後、ジャズやブルース、ポップスなど幅広い分野でライブを主体に活動。年間200本のライブに加え、風刺の効いたトークも評判でラジオパーソナリティーとしても活躍。また、和田アキ子、火野正平ら多方面の歌手・俳優に楽曲を提供してきた。

 全国を回って培った人脈から今回、46歳でのメジャーデビューが決定。9月6日に徳間ジャパン バーボンレーベルからアルバム「zero」をリリースする。アルバムにはタイトル曲「zero」、「アヴァンギャルドをよろしく」の新曲が2曲。「自分の曲だと力が入ってしまう。でも、今回は2日の突貫工事で曲を作った。かえっていい曲ができたかも」と「zero」に手応え十分。コロナ禍で活動休止を余儀なくされた頃に200曲以上を創作。「なくしたモノを数えるより、新しいことを始めるゼロからのスタートという意味」と新曲のタイトルに自身の思いを込めた。

 この日は新曲「zero」「アヴァンギャルドをよろしく」に加え、応援に駆けつけた香西かおり(59)と自身の代表曲「ホタル」を歌い上げた。

 9月10日に兵庫・尼崎の「アルカイックホール」でライブを開催する。自身過去最大の舞台だが、驚きのエピソードも。「昨年の9月、たまたまアルカイックホールを使うための抽選があって。順番を決める抽選を80人で1番くじ。本抽選でも1番で会場使用権を得た。そのあとにメジャーデビューの話が決まったんです」。運が運を呼び、1800人のファンの前で歌う大チャンスをゲットした。

 大阪市出身で、上田正樹(74)、BORO(69)、やしきたかじんさんらに憧れ、「大坂代表」と言い続けてきたRio。遅咲きのメジャーデビューで、全国区に名乗りを挙げる。

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