韓国DJセクハラで告発状提出 橋下徹氏が今後の行方を解説「弁護士が一番争うところなので」

[ 2023年8月21日 15:10 ]

橋下徹氏
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 元大阪府知事、元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(54)が21日、TBS系「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(月~金曜後1・55)にコメンテーターとして生出演し、韓国のDJで人気インフルエンサーのDJ SODA(ソダ)が、大阪で行われた音楽フェスでファンと交流した際、観客に胸を触られるなどの被害に遭った事件について自身の見解を示した。

 SODAは13日に出演したステージで、客席近くに近寄り、観客とハイタッチなどをしていたが、その際に胸を触られたり手を引っ張られる様子が動画にとらえられ、SNSに拡散した。SODAも自身のSNSで「公演中にこんなことをされたことは初めて」「平気なふりをして公演を続けるしかなかった」などと恐怖をつづった。

 イベント運営会社はこの日、容疑者不明のまま不同意わいせつ容疑、暴行容疑で、大阪府警泉南署に告発状を提出した。罪名は男性のうち1人が不同意わいせつ容疑、もう1人が暴行容疑。女性1人が不同意わいせつ容疑。警察は告発状を受理し、捜査を始める方針。

 告発容疑について、橋下氏は「不同意わいせつ、不同意性交というのは、新しくこういう形に変わったんですよね。それまで“強制”だったんですけど、強制じゃなくて、同意がなければ罪にしていこうという新しい罪」と解説。「ある意味、象徴的な事例として大阪府警がしっかり捜査を尽くすと思う」と、今後の捜査に期待した。

 映像によると、SODAの胸に触った手は、手のひらではなく手の甲だった。橋下氏によると、ここが容疑者が捕まった後のポイントになるという。「故意のところですね。つかむところは故意なんでしょうけど、SODAさん側の弁護士と、容疑者が捕まった時の弁護士が一番争うところなので。“わざとやったんじゃなくて、後ろから押されて、だから手のひらじゃなくて甲にしたのは、防御しようとしたんだ”という言い分が必ず出てきます」と解説。また「痴漢の時の攻防戦の時に、手のひらなのか手の甲なのか、かなり攻防戦になるので、お互いの弁護士が、特に捜査機関と容疑者の弁護士が争うところになると思う」と、捜査の行く末を占った。

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