西川きよし 伝説の漫才コンビ・やすきよ結成の陰にヘレンの説得あり!売れなかったら「北海道で…」

[ 2023年8月21日 17:10 ]

西川きよし(左)と西川ヘレン
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 タレントの西川きよし(77)が、19日放送のカンテレ「モモコのOH!ソレ!み~よ!」にゲスト出演。漫才コンビ「横山やすし・西川きよし」の結成秘話を語った。

 当時、吉本新喜劇に出演していた西川は、緞帳があがると、食堂のセットで「おばちゃん、ごちそうさん」と言って去る、「通行人A」の役。セリフはそのひと言だけだった。しかしその西川を客席から見ていた横山が、「君のしゃべくりは漫才に向いているから漫才やろ」と誘ったという。

 「師匠はすぐOKを出したんですか」と「矢野・兵動」の兵動大樹から聞かれた西川は、「20回断った」と驚きの回数を答えた。しかし当時交際中だった、現在の妻・西川ヘレンに、中之島の公園で、「20何回も誘われたけど、漫才は難しいからようせんわ」と話したところ、「そんな20何回も誘ってくれる人おらへんよ、そんなに愛されてんねやったら、1回やってみたら」と後押しされたという。

 きよし曰く、何十人も出演する新喜劇ではいつも端役だが、やすしと組めばセンターマイクの前で、努力次第で「ひょっとしたら」と、ヘレンに背中を押してもらったと語る。

 「ハイヒール」のモモコからは、「ヘレンさんのその言葉がなかったら、コンビを組んでなかったということですか」という質問が。ヘレンは、「(新喜劇では)ひと言のセリフで早よハケたらええのに、何かそこで未練を残して、認めてもらいたいという思いがあるから、(セットの)あちこちを潰して大道具さんも小道具さんも怒っていた」と真相を語る。

 しかし「それぐらいパワーがあるように見えた」ので、「漫才をして2人で頑張ればきっと何かそこにあるんではないかなと」確信したというヘレン。さらに、当時吉本新喜劇の看板女優だったヘレンは、もし漫才がうまく行かなかった場合、「私も辞めて誰も知らん街へいこ」と覚悟を決めていた。

 具体的には、「北海道のアパートの2階の一番奥の部屋で、サンマでも焼いてひっそり暮らそう」という当時の構想に、兵動が「逃亡者やないんやから」とツッコんだが、きよしは「北海道はニシンとちゃうか」とさらにかぶせて笑いを誘った。

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