笑福亭鶴瓶 意外?若手時代の武闘派エピソード「今はそんなことね…『家族に乾杯』もやってますから」

[ 2023年8月21日 16:25 ]

落語家の笑福亭鶴瓶
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 落語家の笑福亭鶴瓶(71)が、20日放送のフジテレビ系「鶴瓶サンドの夏旅」(後4・05)に出演し、駆け出し時代の武闘派エピソードを明かした。

 鶴瓶とお笑いコンビ「サンドウィッチマン」による、毎年恒例の旅ロケ特番。今回は鶴瓶の出身地・京都で、鶴瓶ゆかりの地を訪ねた。

 一行は、市内にある放送局・KBS京都へ。鶴瓶が1974年から、ラジオ番組「まるぶつWAIWAIカーニバル」で司会を務め、ブレークの足がかりを作った局だった。局の場所は当時から移転したが、鶴瓶は「本当に原点ですね。大阪のテレビも全然出てなかったから」と、白羽の矢を立ててくれた同局に感謝を口にした。

 局では、当時番組でタッグを組んでいた、ラジオディレクターの奥田靖彦氏と再会した。ある時、番組の公開収録で、やんちゃな青年たちに絡まれたことがあったという。「京都駅の近くのやんちゃなやつが来よるんですよ。それが収まらないんですよ」。業を煮やした鶴瓶は、その青年たちの元へ。「俺、ケンカ弱いんですけど、番組をちゃんとせなあかんと思うたら…。行ったんですよ。ケンカみたいなもん。“というわけでございまして…バーン!”って」。パンチのジェスチャーをまじえ、当時の一幕を再現。サンドの2人を笑わせた。

 さらに鶴瓶は「そこを(カットせずに)流すんですよ、この人が」と、奥田氏を見て苦笑い。奥田氏も「テレビじゃないから、音だけだから分からないんですよ」とぶっちゃけた。富澤たけしは「すげえラジオやってますね」と驚きを隠せなかった。

 鶴瓶の大立ち回りの効果はあったという。「その人らが静かになって、来てくれるんですよ」と、青年たちが番組のファンになってくれたと回想。「今はそんなことね…『家族に乾杯』もやってますから」。すっかり人情派になった鶴瓶の、血気盛んなころの逸話だった。

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