「らんまん」万太郎&ネット絶句…田邊教授、遊泳中に悲劇「月曜から」「笑顔が忘れられない」図鑑も廃刊

[ 2023年8月21日 08:15 ]

連続テレビ小説「らんまん」第101話。新聞記事を目にした万太郎(神木隆之介)は…(C)NHK
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 俳優の神木隆之介(30)が主演を務めるNHK連続テレビ小説「らんまん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は21日、第101話が放送された。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算108作目。「日本植物学の父」と称される牧野富太郎をモデルに、江戸末期から昭和の激動の時代を生き抜き、明るく草花と向き合い続けた主人公・槙野万太郎の人生を描く。脚本はNHK「流行感冒」「群青領域」「旅屋おかえり」なども手掛けた注目の劇作家・長田育恵氏。神木の朝ドラ出演は2007年度前期「どんど晴れ」以来16年ぶり2作目。初主演となる。男性主人公は20年度前期「エール」(窪田正孝)以来3年ぶり。

 第101話は、大学を離れた田邊(要潤)は聡子(中田青渚)や子どもたちと穏やかな日々を過ごしていた。万太郎(神木隆之介)は日本植物志図譜を十一集まで作り上げたが、いまだ版元は見つからず、槙野家の家計は苦しいまま。寿恵子(浜辺美波)はついに大切にしていた「八犬伝」を中尾(小倉久寛)の質屋に入れにいく。その時、ふと目に留まった新聞記事に衝撃が走り…という展開。

 「植物学教室は、徳永(田中哲司)が教授となり、やがて正式に、田邊は免官となりました。植物学における日本初の理学博士であった田邊は、二度と、植物学には戻りませんでした」(語り・宮崎あおい)

 明治26年(1893年)8月。田邊は「私が海が見たいんだ。おまえ(子ども)たちと」「聡子、きれいだ」「(着物が)よく似合っている」。蔵書を取り出し「聡子」と何かを言い掛けた。

 十徳長屋には、藤丸(前原瑞樹)の姿があった。「結局、何もかもが政治と人間関係っていうのがさ。ただでさえ植物学、立場ないのに。仕事、本当にないんだよ」「もうやめてよー。ざまあみろって言い合いに来たのに」と嘆く。万太郎は「藤丸こそ、居ても立ってもおられんで、ここに来たがじゃろ」。2人の表情は沈んだ。

 寿恵子は質屋へ。「八犬伝」は「売るんじゃないの。預けるだけ。何なら、おじさんに貸すだけなの」。中尾とお茶を飲み、談笑していると、新聞記事を見つけ、子どもたちと家路を急ぐ。

 田邊が刊行した植物図鑑は廃刊。藤丸は「徳永さんの最初の仕事は、とにかくユーシーの色を消し去ること」。万太郎は「そんなことで図鑑をやめる…」と憤った。

 そこへ寿恵子が帰宅。差し出された新聞記事には「田邊博士遊泳中に溺死」の見出し。「元帝国理科大学教頭兼教授理学博士田邊彰久氏は、鎌倉海岸に於て遊泳中誤って溺死を遂げたり…」の記事。万太郎は「え…」と絶句した。

 SNS上には「え…!?思わず声出た」「そりゃあ『え』だわ…」「月曜日から衝撃」「月曜日からしんど…今日は仕事できん」「史実通りなのか…世界は残酷だ」「田邊教授。冒頭の笑顔が浮かんで悲しすぎる」「自室で蔵書の埃を払いながら聡子さんと会話をするユーシーの温かな笑顔が忘れられないよ」「身重の聡子さんが心配」「徳永教授も政治に巻き取られてしまったのかなぁ」などと悲しみの声が相次いだ。

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