豊島竜王 JT杯準決勝で渡辺王将と指し直し目前215手勝利 決勝は藤井3冠か永瀬王座

[ 2021年10月16日 18:47 ]

JT杯準決勝に勝利し、大盤解説会に臨む豊島将之竜王(左)と渡辺明王将
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 将棋の豊島将之竜王(31)が16日、大阪市で第42回日本シリーズJT杯準決勝に臨み、渡辺明王将(37)=名人、棋王の3冠=に215手で勝利した。相入王による持将棋指し直しが目前だったが、先に入王した豊島が持将棋の条件である持ち駒の総点数24点以上(王を除き飛車角を5点、その他を1点として計算)を渡辺に許さず、投了へ追い込んだ。

 「相手の王様を詰まさない、地味な展開になった。なかなか見られないものを見られたと思ってもらえたら」

 豊島にとって地元・大阪大会では2年ぶりの公開対局。通算800局近く指して持将棋は3局という希少価値をアピールすると、「決勝戦はどちらが来られてもタイトルホルダー。厳しい対局になるが精一杯やりたい」。11月3日、藤井聡太3冠(19)=王位、叡王、棋聖=と永瀬拓矢王座(29)で争う準決勝の勝者と、同21日の決勝で激突する。

 参戦中の本社主催・第71期ALSOK杯王将戦挑戦者決定リーグでは現在1勝2敗。ただ、2敗はまだ挑戦圏内で第68期、挑戦権を得て奪取した渡辺はリーグで2敗を喫した。その渡辺からの勝利に、確かな手応えを感じていた。

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