上沼恵美子 若くしてスターになった女優の苦悩を理解 自身も10代から活躍「忘れ物だらけなんです」

[ 2021年6月6日 13:26 ]

上沼恵美子
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 タレントで歌手の上沼恵美子(66)、は6日放送の読売テレビ「上沼・高田のクギズケ!」(日曜前11・40)で、適応障害のため芸能活動を休止した女優・深田恭子(38)について「ショックです」と心配した。

 「国民的女優の苦悩」という特集。芸能レポーター・井上公造(64)が「深田さんは年齢を重ねて輝いていた。CMも9本」「最近のイベントで痩せたとの声もあった」と現状を説明。上沼は「深キョンって、うらやましいっていう存在。かわいいし、責任感が強いってのもあるんでしょうね」と適応障害で悩む深田に理解を示した。

 コメンテーターの医師・吉田たかよし(56)が「深田恭子さんのような美人で、お金もたくさんあって、順風満帆でというタイプの方が適応障害になるってのがすごく増えてるんですね。なんでかというと、思春期に短所を自覚するってことがなかった。それで純粋培養されてきた人がコロナですごく大変な状況になると。それを乗り越える力が育ってないから、適応障害になる」と分析した。

 吉田医師の説明に、上沼は「よく分かりました。そうなんです。若い時からスター。『ここを歩いて下さい』って毛せん、敷かれるようなもんだから、自分で悩むことをまわりがやって、忘れ物してる人が多い」と指摘。「その時代にやらなければならないことがありまして」と自身も10代から芸能界で活躍して「忘れ物だらけなんです」と語った。

 上沼は「1番やりたかったのはキャンプファイヤー。ハイキングにも行きたかった」と若い頃にできなかったことを悔やみ、「私がしたいこと、スタッフは全然やらせてくれませんでした」と笑いを誘った。さらに「私が言いたいのは行事のことではなく、やはり普通の人生ではなかった失ったものがいっぱいあった。この年になって、しまったなあと思います。不完全燃焼でした」と回想した。

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2021年6月6日のニュース