22歳・優希美青 ホリプロ伝統“正統派女優”へ感性磨く「石原さとみさんといつか姉妹役を」

[ 2021年5月6日 05:30 ]

笑顔でポーズをとる優希美青(撮影・西海健太郎)
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 現在公開中のホリプロ創立60周年記念映画「NO CALL NO LIFE」で主演を務める女優の優希美青(22)が新境地を開拓し、注目を集めている。2012年「ホリプロスカウトキャラバン」でグランプリを受賞し、持ち前の天真爛漫(らんまん)さで「まるでディズニープリンセス」と評された逸材。本作では親からの愛を知らずに育った女子高生役で、同じ境遇の少年との逃避行を描いた切ないラブストーリーに挑戦。「恋をすると周りが見えなくなる、って若い頃に誰もが経験すること。共感できる部分もあり、感情を爆発させて素の自分で役に入れたのは初めて。女優のステップを一段上がれた」と笑顔を見せた。

 感情豊かな演技力は地元・福島で培われた。夏休みは自給自足生活を送る祖父母宅で過ごし、進んで田植えや牛舎の掃除などを手伝う「おばあちゃん子」。「喜怒哀楽の表現が前面に出せるのは、大自然でのびのび育ったから。お芝居の武器になると思います」と力を込めた。夢は「憧れの石原さとみさんといつか姉妹役をやりたい」と話す優希。ホリプロの伝統“正統派女優”を目指し、キラリと光る感性を磨き続ける。

 ◆優希 美青(ゆうき・みお)1999年(平11)4月5日生まれ、福島県出身の22歳。13年日本テレビ「雲の階段」で女優デビュー。NHK連続テレビ小説「あまちゃん」出演。「スカウトキャラバン」グランプリ受賞後8カ月での朝ドラデビューは、石原さとみの12カ月を抑えて史上最速。好きな男性のタイプは「名探偵コナン」の江戸川コナン。1メートル59。血液型O。

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2021年5月6日のニュース