仲邑菫 12歳2カ月の史上最年少で棋聖戦Cリーグ進出決定 連勝も自己記録の11に更新

[ 2021年5月6日 18:44 ]

棋聖戦のファーストトーナメント予選決勝で鳥井裕太三段に勝利した仲邑菫二段(提供・日本棋院)
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 囲碁の仲邑菫二段(12)が6日、大阪・日本棋院関西総本部で第46期棋聖戦ファーストトーナメント予選決勝に臨み、鳥井裕太三段(27)に281手で黒番5目半勝ちした。Cリーグ進出を決めた仲邑は、同リーグ入りの最年少記録、福岡航太朗二段(15)が3日に更新したばかりの15歳4カ月を一気に3年以上更新。12歳2カ月で、改めて頂点を見据えた戦いに挑むことになった。

 「序盤からずっと苦しい内容の碁でしたが、最後はなんとか粘って勝つことが出来ました」。対局内容を振り返った仲邑は、Cリーグ入りについて「入れると思っていなかったので嬉しいです。強い先生たちと打てるのが楽しみです」と意気込みを語った。一昨年、19歳11カ月で名人になり、囲碁のタイトル最年少獲得記録を更新した芝野虎丸王座(21)は16歳3カ月で同リーグ入りを果たしている。

 また、3月以来継続する連勝も11に伸ばし、1月から3月までの自己記録10連勝を塗り替えた。今年に入って22勝2敗、・917の高勝率。女流棋戦の女流立葵杯ではベスト4進出をすでに決めている。
 今年から活動拠点を大阪から東京へ移し、新たな環境と対戦相手を得て力を伸ばしている。ただ、今年の2敗は共に東京での対局でのもので、日本棋院関西総本部と関西棋院の会場がある大阪では13戦全勝。出身地での強さも際立ってきた。

 ▼棋聖戦 囲碁界最高の優勝賞金4500万円を争う。挑戦権を争うリーグはS、A、B、Cに分かれる。仲邑が出場したのはさらにその下、東西に分かれたファーストトーナメントで、ここで優勝した計16人がCリーグに所属する16人と戦い、優勝者1人がプロ野球のクライマックスシリーズに似たパラマス方式による挑戦者決定トーナメントに出場する。同トーナメントに出場できるのはS2人、AからCは1人ずつ。現在は井山裕太棋聖。

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