ファーストサマーウイカ、ソロデビュー「自分の原点は音楽」 来月22日「カメレオン」リリース

[ 2021年1月12日 04:00 ]

ソロデビュー曲をレコーディングするファーストサマーウイカ
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 タレントのファーストサマーウイカ(30)がソロデビューする。敬愛するシンガー・ソングライターの阿部真央(30)から楽曲提供された「カメレオン」を来月22日に配信リリース。13年にアイドルグループ「BiS」でデビューし、現在はテレビやラジオで大活躍中の人気バラドルがメジャーシーンに帰ってくる。

 美しい容姿から放たれる関西弁全開の毒舌トークでブレーク中のウイカ。スポニチ本紙の取材に「自分の原点は音楽。喜びと感謝の気持ちを原動力にアーティストとしてもいろいろな挑戦をしてまいります。ひと味違った姿をお見せできれば」と、ソロシンガーとしての意気込みを語った。

 阿部が作詞作曲した「カメレオン」は、激しくメロディアスなロックナンバー。♪100出した私を まだ愛せるのか? 何が本当か 試してみましょうか…と、本性を隠し恋人に合わせている自分へのいら立ちを歌っている。レコーディングでウイカは感情を吐き出すように表現力豊かに歌い上げてみせた。

 14年に解散したBiS、インディーズの音楽ユニット「BILLIE IDLE(R)」(15~19年)時代からずばぬけた才能に目を付けていたユニバーサルミュージックから誘いを受けた。昨年もものまね番組でアニメ「鬼滅の刃」の主題歌「紅蓮華」を歌い、その歌唱力の高さが話題に。待望論も起きる中で、満を持してのメジャー再デビューとなった。

 バラドルとしてブレークしたきっかけは19年1月放送の日本テレビ「女が女に怒る夜」。嫌いな女性を一刀両断する番組で、その毒舌キャラが受けた。エム・データ発表の「2019年下半期・急上昇テレビ番組出演ランキング」で1位となるなど、バラエティー番組で大活躍する一方で、TBS「凪のお暇」などで女優としても活動。昨年3月にはニッポン放送「ファーストサマーウイカのオールナイトニッポン0」(月曜深夜3・00)がスタートし、活躍の場を広げている。

 音楽への愛情は人一倍強く「自分の歌を聴いたことがない人にも届けばいいと思ってたくさん活動していきます。ぜひ皆さん、いろいろな形で聴いてください」と呼び掛けた。

 ◆ファーストサマーウイカ 本名非公表。1990年(平2)6月4日生まれ、大阪府出身の30歳。高校卒業後、劇団「レトルト内閣」で約5年間活動。13年にBiSに加入してデビュー。16年に「初夏(ういか)」から現在の芸名に。昨年10~12月に日本テレビ系「『任意同行』願えますか?」で初めてレギュラー番組のMCを担当。NHK連続テレビ小説「おちょやん」に出演する。特技はドラムス。1メートル61。血液型B。

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