糸井重里氏 SNS上での誹謗中傷に私見「私刑に参加するものは、覆面をしていることが多い」

[ 2021年1月12日 12:55 ]

糸井重里氏
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 コピーライターの糸井重里氏(27)が12日、自身のツイッターで、SNS上での誹謗(ひぼう)中傷について私見を語った。

 SNS上での言葉の攻撃が後を絶たず、社会問題化する中、糸井氏は「SNSのルールとして、ごく単純に『リンチは禁止』というのはどうだろう。歴史的にも『私刑は罪』とされていたはずだ」と提案した。

 さらに「いまの時代の私刑というのは、広場で石を投げつけたり縛り首にしようとすることの代わりに、SNSという人の集まる場所で、殺傷力のあることばをぶつけたり追い詰めて生きる道を塞ぐようにすること」と、その凶暴さや陰湿さを指摘。攻撃の大半が匿名のSNSアカウントから行われていることを疑問視し、「私刑に参加するものは、覆面をしていることが多い」ともつづった。

 SNSなどネット上での誹謗中傷については、情報開示を迅速に行えるよう、国が年内にも関係法の改正を目指している。

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2021年1月12日のニュース