渡辺謙 5月に死去した母からの戒めの言葉「お前の謙の字は“謙虚”の謙だよ」

[ 2020年12月3日 14:24 ]

俳優の渡辺謙
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 俳優・渡辺謙(61)が、3日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)に出演し、今年5月に死去した母・道子さん(享年89)との思い出を語った。

 母はここ10年ほど、何度か病気を患ったそうで、父とともにケア付きの施設に入っていたという。コロナ禍で施設に入れず、そのうち母は倒れて入院。病院でも面会できなかったが、5月8日の母の日に電話で話したという。「東京のお菓子で大好きなところ(店)があって、『それを送るわ』っていう話をして元気にやりとりしてたんです」と会話の内容を明かした。

 ところが、その数日後に容体が急変。兄からの連絡を受け、渡辺は14日の朝に駆け付けたという。既に意識はなく、手を握って話しかけながら最後を看取った。「『いろいろ迷惑かけたり、心配かけたけど、大丈夫だからね、ありがとうね』とこんこんと1時間しながら息を引き取った。ある意味、待っててくれたのかな」と振り返った。

 一方で、施設に入っていた父は、母を看取ることができなかったという。「お通夜の時にお棺に入っているのをおやじが見た時に号泣しまして、それはかわいそうだった」と明かし、「(コロナは)最後のつながりも奪ってしまうんだなと。つらい1年だった。僕だけじゃなくて、いろんな方にとって」と、やりきれない気持ちを吐露した。

 教師だった母は、同じく教師だった父が41歳でくも膜下出血で倒れて体が不自由になってから、ほぼ介護の半生だったという。そんな母から、渡辺がかけられた戒めの言葉があったという。「僕がいい仕事をしたり、いい作品に出させてもらったりすると、『お前、分かってるよね。お前の謙の字は“謙虚”の謙だよ』って、くぎを刺すのがおふくろの役目でした」。いつまでも謙虚さを忘れないようにと、母が渡辺にかけ続けた、愛のある言葉だった。

 渡辺は29歳で急性骨髄性白血病を患い、生命の危機を経験した。司会の黒柳徹子(87)から「お母様にかけてあげたい言葉は?」と問われると、渡辺は「やっぱり『ありがとう』しかないですね。よく頑張ったねというのは、せがれの立場としてもそうだし、病気をして初めておやじの立場が分かった。よく支えたなと思いました」と語っていた。

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