藤井聡太2冠 3度目の師弟対決制す「下座に座るつもりだった」けど…杉本師匠が気遣い

[ 2020年12月3日 22:24 ]

大阪市の関西将棋会館で行われた第6期叡王戦段位別予選準決勝で対局した藤井聡太2冠(右)と杉本昌隆八段(提供・日本将棋連盟)
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 将棋の藤井聡太2冠(18)=王位、棋聖=が3日、大阪市の関西将棋会館で指された第6期叡王戦の段位別予選準決勝で杉本昌隆八段(52)に73手で勝利。過去2戦2勝で迎えた3度目の師弟対決も制した。

 7月にタイトルホルダーになってから初めての師匠との対局。振り飛車党・杉本の積極果敢な作戦に「機敏に動かれ、序盤ちょっと失敗した。課題が残る」と終局後は反省する場面も。ただ、終盤は見事な寄せで結果的には前々回、前回に続いて完勝。杉本に「改めてタイトルを取っている貫禄を感じましたね」と言わしめた。

 まだ七段だった前回(6月の竜王戦3組ランキング戦決勝)までは自身が下座だったがこの日、師匠相手に初めて上座に。先に対局場入りした杉本が自ら下座にお茶とお菓子の箱を置き、藤井が上座に座るようさりげなく誘導したものだった。

 「間違っても(上座に)座らないように早目に来て荷物で確保した。当然のことなんで」と話した杉本に対し、藤井も「下座に座るつもりだったんですけど、先に荷物を置かれてしまったので」と苦笑い。ただ、そういうところに師匠の優しさを感じた?に「はい」っと即答。男と男の勝負を抜きにすれば、仲の良さは変わらないところを伺わせた。

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