糸谷哲郎九段 「結果以外は快適」 6手目の変化球も実らず 名人戦第2局

[ 2026年4月26日 19:17 ]

名人戦第2局2日目に臨む糸谷哲郎九段(日本将棋連盟提供)
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 藤井聡太名人(23)=王将など6冠=が挑戦者・糸谷哲郎九段(37)に先勝して迎えた第84期名人戦7番勝負第2局は26日、青森市「ホテル青森」で2日目が指し継がれ、先手・藤井が89手で勝利した。対戦成績を2勝0敗として4連覇へ早くも折り返した。

 「対局結果以外は、快適に指せました」。敗れた糸谷が終局後、自虐的に笑いを誘った。

 名人戦挑戦者であり連盟常務理事の二刀流。藤井だけでなく、糸谷自身も初の青森対局だった。前夜祭に対局中の食事、おやつ。対局室や宿泊先など対局環境を整えてもらえた関係者への感謝を示すと共に、周囲を和ませる配慮も見せた。

 盤上ではまた新構想を見せた。藤井が自然に飛先の歩を2度、角道を開けた6手目、糸谷が変化球を投じた。第1局の初手から連続端歩に続き、糸谷は角道を開け、左金を上がった後に今度は左銀を上がった。この6手目は森信雄七段門下の弟弟子・千田翔太八段が初めて指した。17年1月の新人王戦で採用して勝利。以来9年余りで女流を合わせて4例しか指されていなかった。

 「序盤から見たことのない形にできた。でも中盤から押される展開になった」。収穫と反省。5月7、8日、石川県七尾市で指される第3局までに再び新構想を練ることになりそうだ。「次はより気合を入れ直し、競り合いの将棋に持って行きたい」。名人戦初挑戦の37歳はそう意気込みを語った。

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