上野樹里主演“月9”「監察医 朝顔」陸前高田市に激励&恩返しの“山車”寄贈 七夕祭りの来年開催願い

[ 2020年8月7日 11:00 ]

“月9”ドラマ「監察医 朝顔」が陸前高田市に寄贈した手作りの“山車”(C)フジテレビ
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 女優の上野樹里(34)が主演を務め、秋・冬2クール連続放送されるフジテレビ“月9”ドラマ「監察医 朝顔」(月曜後9・00)が、縁の深い岩手県陸前高田市に手作りの“ミニチュア山車”を寄贈した。8月に開催される東北の七夕祭りは今年、新型コロナウイルスの影響により軒並み中止。上野自身も同市に縁が深く、2011年の東日本大震災を題材に盛り込んだシーズン1から東北を舞台に撮影を行ってきた同作の出演者・スタッフが「来年はたくさんの笑顔の中、七夕祭りが行われますように」と激励と恩返しの思いを込めた。

 昨年7月期にシーズン1が放送され、上野が06年10月期の大ヒット作「のだめカンタービレ」以来13年ぶりに月9に挑戦したヒューマンドラマ。06年から「週刊漫画サンデー」に連載されていた同名の人気医療漫画(原作・香川まさひと、漫画・木村直巳)を原作に、新米法医学者・万木朝顔(まき・あさがお)が遺体の解剖を通じて真実を明かしていく姿や、法医学者と刑事(時任三郎)という異色の父娘を描いた。

 朝顔が阪神・淡路大震災で母を亡くしたという原作漫画から、ドラマは東日本大震災で母・里子(石田ひかり)が行方不明になっているという設定に変更。フジの連続ドラマとして初めて東日本大震災を真正面から扱った。

 黄金期の月9らしい派手さこそないものの、登場人物の日常を丹念に紡ぎ、心に染み入る静かな感動と涙を誘い、視聴者の支持を獲得。全11話の期間平均視聴率12・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、世帯)は同クールの連続ドラマのうち、堂々トップ。月9の全話2桁は17年7月期「コード・ブルー―ドクターヘリ緊急救命―3rd season」以来2年ぶりの好視聴率となった。

 シーズン2は33年の歴史を誇る月9ドラマのうち、史上初の2クール連続放送。時任三郎(62)風間俊介(37)山口智子(55)ら主要キャストが続投した。シーズン1最終回、母が被災した東北の海辺の街を再び訪れ、悲しみは完全に癒えずとも前へ一歩踏み出した朝顔。シーズン2は、その翌年の5月から物語が始まる。

 毎年8月7日に行われる陸前高田市の「うごく七夕まつり」「けんか七夕まつり」は、きらびやかな山車が全国的に有名。しかし、東北各地の七夕祭りはコロナ禍のため中止に。出演者・スタッフは「来年はたくさんの笑顔の中、七夕祭りが行われますように」と願いを込め、山車のミニチュア模型(縦・横・高さ約50センチ)を手作り。上部に朝顔の造花をあしらい、周囲に1000を超える折り鶴をつり下げた番組オリジナルの山車を陸前高田市に寄贈した。

 陸前高田市は「監察医 朝顔」にとっても、上野にとっても縁が深い場所の1つ。上野が初訪問したのは12年。東日本大震災を後生へ伝えるため、津波が到達した場所に桜を植える「桜ライン3・11」という活動に参加し、紅しだれ桜の苗を植えた。シーズン1クランクイン前の昨年4月下旬には、役作りのためスタッフとともに2度目の来訪。7年ぶりに紅しだれ桜と再会した。

 陸前高田市議会議員の福田利喜氏から当時の体験談などを聞きながら、遺体安置所となった小学校の体育館や復興のシンボルとなった奇跡の一本松などを巡り、親類を亡くした遺族会の人たちとも会い、東日本大震災から8年経った胸の内など聞いた。

 今年も3月11日を目前に、1年ぶりに陸前高田市を訪問。まずは紅しだれ桜を見に行き、福田氏とも再会。震災遺構にもなっている気仙中学校や東日本大震災津波伝承館などに足を運び、遺族をはじめ多くの住民の方に会い、震災から9年経った街の本当の状況を教えられた。上野は「忘れてはいけないことは、子どもたちにもしっかり伝えていきながら、この街にたくさんの人が訪れて、活気のある陸前高田の風景が近い将来に見られるように、自分も楽しみながら旅をしながら、お手伝いができたらいいなって思います。この街をもっと好きになりたいし、この街で色んな体験をして楽しい思い出をいっぱい作っていきたいですね」と語っている。

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