石田純一 ラジオで病状説明 アビガンで回復「一刻の猶予もないのでと 悪くなることなく小康状態」

[ 2020年4月23日 16:21 ]

俳優の石田純一
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 新型コロナウイルス感染を公表した俳優の石田純一(66)が23日、コメンテーターを務める文化放送「斉藤一美 ニュースワイドSAKIDORI!」(月~金曜後3・30)に出演し、病状を説明した。

 音声は22日に病室から電話でインタビューに応じたもの。病状について石田は「だいぶ良くなって、熱がほぼ平熱近くになっております。36・6とか8(度)とかそんな感じ。ほかにいわゆる症状がない。ただ肺のレントゲンを見ると肺炎の影があると。だから、まだずっと入院しています」と報告。前回の出演では頭痛を訴えていたが、その症状は治まっているようで「今現在では、特に何かが悪いというわけではないんですけど、やはり多少肝臓の値が悪くなって来たり、いろいろな薬を飲んでの副作用もあるみたいで、そんなことも考えられるみたいです。食欲はあまりないですね、かなり頑張って食べてます」と語った。

 一部ではアビガンの服用で回復に向かったと報じられたが、「そうですね。沖縄から帰ってきた次の日に初めて平熱を超えたんです。だから、これはまずいってことで、15日には完全にダメだと。それで、即入院になったんですけど、PCR検査も含めて、いろいろ検査をしていただいて、陽性だということになってしまって。その時から一刻の猶予もないので、アビガンでいかないかと、お話をいただきまして」と認め、「その時は1回、2回は大量投与だった。呼吸とかも弱くなってきて、猶予もないということで。おかげ様でアビガンが効いて、悪くなることもなく、急激に回復はしていませんけど、全然悪くなることなく、小康状態です。4日間で平熱ぐらいまで来ました」と明かした。

 石田は9日の同番組に出演し、10日に仕事のため沖縄入り。11日に沖縄のゴルフ場で体調不良を発症し、15日に新型コロナウイルス感染が判明した。16日の同番組には肉声を寄せ、38度8分の発熱があることを報告した。

 石田はこの日放送のフジテレビ「直撃!シンソウ坂上」(木曜後9・00)に出演予定だったが、体調不良を理由に出演を急きょ取りやめている。

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2020年4月23日のニュース