岡田晴恵教授 PCR検査に持論「論文がどうだとか、業績がどうだとかということよりも人命を…」

[ 2020年2月28日 15:10 ]

テレビ朝日の社屋
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 感染免疫学、公衆衛生学を専門とする白鴎大学教育学部の岡田晴恵教授が28日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。新型コロナウイルスを高精度で検出できるPCR検査の件数が伸びない問題についてコメントした。

 岡田教授は「プライベートなこと言いたくないんですけど、私はよく中枢にある政治家の方からも“こういう説明を受けたんだけど、解釈本当にこれでいい?”って電話がかかってくるんですね」とし「(PCR検査の)公的負担に関しては“できたよ”っていう電話があったんですけれども、まあ正直言いましてクリニックから直接っていうことについては“ちょっと待ってくれ”って言われているんです」と明かした。その上で「“じゃあ先生、待ってくれっているのは、どういうことなんですか”ってことをお聞きしました。私はうがった見方をしていました。経済(専門家)の方とご同席すると“五輪っていうのは巨額なんだよ”と。“そういうためにこういう汚染国のイメージはつけたくないんだよ”と。そういう大きな力なのかなって思っていたんです。それは抗いがたい大きな力なのかなって思っていた。先生方にぶつけました。そうしたらハハハハッと笑われて“そんな肝が据わったようなことで、数をごまかしてまで。そんな肝が据わった官僚は今どきはいません”と(言われた)」と明かした。

 そして「“これはテリトリー争いなんだ”と。このデータはすごい貴重なんだと。衛生研(衛生研究所)から上がってきたデータは感染研が掌握すると。このデータを感染研が自分で持っていたいということを言っている専門家の…まあ感染研のOBがいると。そこらへんがネックだったんだということをおっしゃられて」と言い、「私はその時に思ったのはぜひそういうことはやめていただきたいと。人工呼吸器につながれて確定診断できない人がいる。こういう方いっぱいいましたから、数万人なのか数万人ですまないのか分かんない。そもそも(PCR検査が)進まないから行政が遅れてきたわけじゃないですか。今ようやく保険適用でクリニックから(直接検査に)行くかもしれませんけど初動が遅れたっていうのは、感染症のあれ(検査)が少なかったからだと思います。そういう意味では論文がどうだとか、業績がどうだとかということよりも人命を…もともとの感染研の方針に返っていただきたい」と持論を展開した。

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