小林旭悲痛…妻・青山京子さん、肺がんで死去84歳 50~60年代女優として活躍

[ 2020年1月17日 05:30 ]

亡くなった青山京子さんと小林旭(1968年4月)
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 歌手で俳優の小林旭(81)の妻で、1950~60年代に映画で活躍した元女優の青山京子(あおやま・きょうこ、本名小林みどり=こばやし・みどり)さんが12日午後6時45分、肺がんのため東京都内の病院で死去した。84歳。東京都出身。通夜は22日午後6時、葬儀・告別式は23日午前10時から、いずれも東京都品川区西五反田5の32の20、桐ケ谷斎場=(電)03(3491)0213=で。喪主は夫旭(あきら)さん。

 高校生だった52年に、2000人の中から選ばれ映画「思春期」でデビュー。フレッシュで清純な“思春期スター”として人気となった。谷口千吉監督の映画「潮騒」(54年)でヒロインを演じるなど約70本の映画に出演。30歳を過ぎてからは時代劇に活躍の場を移し、勝新太郎さんらと共演。60年には年間で18本の時代劇に出演した。

 67年に日活スターだった小林と結婚し、引退。小林が事業に失敗した時も「好きなことをやらせてあげたい」と、自宅を抵当に入れて金銭面をサポート。表舞台には姿を見せず、内助の功で夫を支え続けた。

 関係者によると、最期は長男ら家族がみとった。小林はコメントはしなかったが、悲しみに暮れているという。

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2020年1月17日のニュース