枝野夫妻 流産乗り越え不妊治療で双子授かり…妻・和子さん「治療に補助を」国の支援願う

[ 2020年1月17日 20:33 ]

枝野幸男氏
Photo By スポニチ

 立憲民主党代表・枝野幸男氏(55)の妻・和子さんが17日放送のTBS「爆報!THEフライデー」(金曜後7・00)で初めてテレビの取材に応じ、枝野氏と挑んだ4年間に及ぶ不妊治療を明かした。

 和子さんは33歳のとき、結婚から4年経っても妊娠の兆候が表れなかったため「不妊治療」を決断した。妊娠率5~10パーセントの「人工授精」を試みるも結果が出ず、妊娠の確立が30パーセントに上がる「体外受精」に切り替えた。

 だが、体外受精は女性の体への負担が大きく、1度に30万円と高額な治療費がかかる。枝野夫妻は2度目の治療で妊娠の兆候が表れたが流産してしまい、その後試みるも1年間で3度の流産を経験。治療費は150万円に及んだ。

 和子さんは「周りから『お子さんはまだ?』とあいさつのように言われるので辛かった」と振り返るが、辛い気持ちを表に出さず政治家の妻として明るく振舞った。だが、「成果を出せない自分がつらい。イライラしても、受け止めてくれる主人も家にいない。みんなができることが私にはできないのかな」と自分を責めてしまい、うつ状態に陥ったという。なかなかスケジュールが合わない枝野氏からは「1人で頑張ってくれればいいじゃないかみたいな言葉が飛び出した」といい、朝まで大喧嘩したこともあるという。

 それでも3回目の妊娠で初めて安定期に入り、双子を身ごもっていることが判明。4年越しに待望の赤ちゃんを授かったが、双子であれば従来分かれているはずのへその緒がつながっていることが明らかに。このままでは双子の一人が障がいを持ってうまれる可能性があるが、手術をすれば二人とも亡くなってしまうこともあるという。

 複数の病院を回った中で、ある医者からは「政治家のお宅では、障がいを持つ子が生まれてきたら大変でしょうから、手術をおすすめします」と心ない言葉をかけられたことも。それでも枝野夫婦は、手術をせずに生むことを決断。出産予定日を1カ月半後に控えたある日、陣痛に襲われ帝王切開で無事に双子の男の子を出産した。

 長男が1600グラム、次男が2200グラムで生まれ、和子さんは「見たときにあまりにも小さくて、こんなに小さく生んでしまってごめんなさいという気持ちになった」と話す。だが、出産から14年が経ち、双子の息子は現在中学1年生に。長男は耳に軽度難聴を抱えているが、補聴器をつけて不自由なく生活できるという。次男は「政治に興味があります」と言い、長男はパソコンが得意で将来の夢はプログラマーになることだ。

 和子さんは「不妊治療」について明かした理由を「もう少し、子供が欲しい人ができるような治療になってほしい」と思いを語る。枝野夫妻が4年間に及ぶ不妊治療にかかったお金は、総額500万円。自治体から補助金が出る地域もあるが、依然として治療費は高いままだ。「高いからと体外受精を諦めた人もいるし、治療を辞めた人もいる。不妊治療に対する費用が国から補助されたら、もう少し少子化が解消されるのではと思う。これから私たちが取り組んでいかなければならない」と政治家の妻として、母になる人の手助けができたらと強い覚悟で呼びかけた。

続きを表示

「美脚」特集記事

「志村けん」特集記事

2020年1月17日のニュース