志らく 国母被告の初公判に「競技をしている時に吸ってたって…」

[ 2020年1月9日 12:08 ]

落語家の立川志らく
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 落語家の立川志らく(56)が9日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。米国から大麻約57グラムを密輸したとして、大麻取締法違反罪などに問われた元五輪代表のプロスノーボーダー、国母和宏被告(31)の初公判が8日東京地裁で開かれ、起訴内容を「間違いありません」と認めたことに言及した。

 国母被告は、14歳の時に大麻を始めたと明かし、幼いころから米国での生活が中心だったため、コミュニケーションの一つとして吸うようになったと説明。日本では20代前半で所持するようになったという。大麻の購入先については黙秘した。弁護人が、国母被告の功績を強調し「イチローのような国民栄誉賞級の人物」と絶賛し、五輪メダリストの海外のスノーボード仲間ら5人による嘆願書を提出、刑を軽くするよう求める場面もあった。裁判長が嘆願書の受け取りを却下し、「スノーボード界から失望とか叱責(しっせき)の声は届かないのか」と聞くと、国母被告は「届かない」と言い切った。検察側は「反省の態度は希薄で再犯の可能性は高い」として懲役3年を求刑し結審。判決は28日に言い渡される。

 志らくは「実績の数々に全部自分で泥を塗ってしまった。それもまた競技をしている時に吸ってたって、どういう意識で吸ってたのか。スポーツマンっていうのはねえ…本当にそのへんが理解不能ですね」と指摘した。

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2020年1月9日のニュース