22年大河「鎌倉の13人」小栗旬が初主演、3作目脚本の三谷幸喜氏と強力タッグ

[ 2020年1月9日 05:30 ]

2022年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の脚本を務める三谷幸喜氏
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 NHKは8日、東京・渋谷の同局で会見を行い、2022年放送の第61作となる大河ドラマが、鎌倉幕府の第2代執権・北条義時を主人公とした「鎌倉殿の13人」に決まったと発表した。タイトルに洋数字が入るのは大河史上初めて。主演を小栗旬(37)、脚本を三谷幸喜氏(58)がそれぞれ務める。小栗は今回が大河初主演。三谷氏は「新選組!」(04年)「真田丸」(16年)に続く3作目の大河脚本となる。

 三谷氏&小栗のタッグが、大河ドラマの“鬼門”とされる中世に挑む。今作で描かれるのは平安末期から鎌倉初期にかけて。源頼朝の天下取りを支えた13人の家臣団による内部抗争、その一人である北条義時の政治工作などを三谷氏得意の群像劇で描く。

 昨年放送の「いだてん」が史上最低の平均視聴率8・2%を記録するなど苦戦が続く大河。三谷氏は「最低視聴率は更新しないというのが目標」とジョークを飛ばした。一方で「数字にはこだわっていないですが、誰も見なかったら作品は存在しないのと同じ。気持ちとしては最高視聴率を更新したい」と闘志を燃やした。

 中世が舞台となるのは12年の「平清盛」以来。同作は平均視聴率12・0%で当時のワーストを更新しており、局内には「大河と中世は相性が良くない」という声もある。そんな中、三谷氏が主演に推薦したのが小栗。映画「ギャラクシー街道」(15年)などで起用したことがあり「役をつかむのがとても上手。芝居にもウソがない」と太鼓判を押した。電話した際には「互いの代表作にしよう」と話したという。小栗は米ロサンゼルス滞在中のため会見は欠席したが、「僕にとって俳優としての大きな関門であり、夢であり、挑戦であり、恐れさえ覚える覚悟の要る仕事」とコメントを寄せた。

 会見では三谷氏自らホワイトボードを使用して物語の魅力を熱弁。悪役となることも多い義時だが「ダークな男のダークな人生を明るく楽しく描いていきたい」と構想を明かした。キャスティングも三谷氏が関わる。大河ではピエール瀧(52)や沢尻エリカ被告(33)ら出演者の違法薬物による逮捕や降板が相次いでおり「俳優の方々に言いたい。“スネに傷がある”という人がいたら、ぜひオファーを断ってください」とユーモアを忘れなかった。クランクインは21年夏を予定。

 ▽北条義時 源頼朝の正室・北条政子の弟。頼朝没後、源頼家が2代目の将軍となった際に、父・北条時政とともに13人の合議制の一員となる。その後、政権闘争が始まると頼家を失脚させる。時政とともに有力者を排除していく中、最終的には時政も孤立化させて隠居に追い込む。3代将軍・源実朝の暗殺にも義時が関わっているとされ、源氏の正統が途絶えた後に実質的な幕府の最高権力者となる。やがて朝廷から敵視され、後鳥羽上皇と承久の乱で戦った。
 
 ◆小栗 旬(おぐり・しゅん)1982年(昭57)12月26日生まれ、東京都出身の37歳。小6時に児童劇団に入り、子役として活動開始。05年のTBS「花より男子」でイケメン俳優としてブレーク。NHK大河ドラマには「天地人」(09年)、「八重の桜」(13年)、「西郷どん」(18年)などに出演。趣味は野球、音楽鑑賞。1メートル84。血液型O。

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