菊之助、「ナウシカ」舞台花道で負傷 中断後そのまま終了する事態へ

[ 2019年12月9日 05:30 ]

中村七之助(左)と共演。新作歌舞伎「風の谷のナウシカ」上演中に負傷した尾上菊之助
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 歌舞伎俳優尾上菊之助(42)が8日、東京・新橋演舞場で上演された新作歌舞伎「風の谷のナウシカ」の昼の部で転倒し、左肘の一部を亀裂骨折した。舞台は中断されそのまま途中で終了。夜の部は休演した。9日からは通常通り上演する。

 負傷したのは三幕目の終盤。菊之助演じる主人公ナウシカが、巨大な鳥のキャラクター・トリウマに乗って花道からはけていく場面だった。花道から裏に引っ込む直前で、トリウマを演じる役者がつまずいたため、乗っていた菊之助がはずみで花道に落下。そのままはけたが、演技を再開できなかった。

 共演の中村七之助(36)が舞台に現れて説明。「本来はナウシカが飛ぶことになっていますが、これからの物語は皆さまの想像にお任せします」などとわび、公演が途中で終わることを伝えた。公演は約20分を残し、菊之助は見せ場の宙乗りを控えていた。

 医師の診察の結果、左肘の一部の亀裂骨折と判明。医師と協議した上で9日以降の上演を決定した。菊之助は文書で左肘について「大事には至っていない」と説明。夜の部が中止になったことを謝罪し「(25日の)千秋楽まで全力で取り組んでいきます」と意気込んだ。

 今作は84年に公開されたアニメ映画で知られる宮崎駿氏の漫画の歌舞伎化で、6日に開幕したばかり。菊之助はTBSドラマ「グランメゾン東京」にもシェフ役で出演している。


 ▽亀裂骨折 骨が断裂されていない不全骨折で、骨にひびが入ったといわれる状態。一般的に手術はせずにギプスで患部を固定し、自然にくっつくのを待つ。全治は早ければ数週間、遅ければ2、3カ月かかることも。突き指程度でも亀裂骨折となる場合があり、気がつかない人もいる。

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