尾上菊五郎、尾上菊之助の襲名披露「七月大歌舞伎」大阪松竹座で開幕

[ 2025年7月5日 22:46 ]

大阪松竹座での襲名披露興行で口上を述べる(前列左から)尾上菊之助、八代目尾上菊五郎、片岡仁左衛門
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 歌舞伎俳優・八代目尾上菊五郎(47)、六代目尾上菊之助(11)の襲名披露でもある「七月大歌舞伎」が5日、大阪松竹座で開幕した。

 夜の部の「口上」では2人に加え片岡仁左衛門(81)、中村鴈治郎(66)らも裃(かみしも)姿で登場。菊五郎は「歴代の菊五郎が大切にしてまいりました伝統と格式の精神にのっとりまして、努力してまいります覚悟」などとあいさつした。

 続けて長男の菊之助が、しっかりとした口跡で「このたび、祖父も名乗り父が29年間名乗って参りました大切な名跡・菊之助を六代目として襲名させて頂く運びと相成りましてございます。感謝とともに立派な歌舞伎俳優になれますよう、なお一層精進して参ります」などと話すと、超満員の客席からは割れんばかりの拍手が巻き起こった。

 この立派さに仁左衛門は「“この坊や、大丈夫かいな?”と思ったものですが、どうして、どうして。血筋と申しましょうか、芸筋がよろしくて…」などとべた褒め。「まだ11歳でございます。これからいろいろと厚い壁にぶつかることと存じますが、彼は必ずそれを克服しまして、おじいさま、お父様のようにご立派な役者になってくれる」などと期待した。

 さらに片岡孝太郎(57)は自身の次男が幼稚園に通い始め、同じ幼稚園だった菊之助からジャケットを「頂戴いたしました。ありがたい限り」などと明かして笑わせ、中村歌六(74)は菊之助にとって祖父となる故・中村吉右衛門さんに触れ「吉右衛門の兄がうれしそうにニコニコニコニコ、心配そうにハラハラハラハラしているのが目に浮かぶようでございます」などと目を細めていた。公演は24日まで。

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