NHK次期会長に前田晃伸氏 みずほFG元会長 5代連続で経済界出身者

[ 2019年12月9日 20:05 ]

 来年1月24日に任期満了を迎える上田良一NHK会長(70)の後任に、元みずほフィナンシャルグループ(FG)会長の前田晃伸氏(74)が9日決まった。経済界出身の会長は5人連続。NHK経営委員会(委員長・石原進JR九州相談役)が同日選出した。上田氏は1期で退任となる。

 次期会長人事では、財界関係者を軸に、複数の候補者から選考を進めてきた。前田氏は、9日開かれた経営委の会長指名部会で最終候補者となり、続いて開かれた経営委で全会一致で決まった。来年1月25日に就任予定で任期は3年。

 石原経営委員長は9日夜に記者会見し、前田氏の選出理由を「メガバンクで大きな改革をしてきた実績があり、人をまとめる力、改革を推進する力があること。公正を重んじる公共放送という観点を強く意識しており、ガバナンス(組織統治)強化に期待が持てること」と述べた。

 前田氏はNHKを通じて「重責を担うことになりました。突然のご指名で驚いておりますが、できるだけ早く実情を把握し、公共放送の使命にふさわしい仕事をしていきたいと思います」とコメントを発表した。

 前田氏は大分県出身。東京大卒業後、1968年富士銀行に入行し、みずほFG社長、会長などを歴任した。2011年に国家公安委員。
 NHKの会長は、元JR東海副会長の松本正之氏、三井物産出身で日本ユニシス社長だった籾井勝人氏、元三菱商事副社長の上田氏らに続き、5代続けて経済界出身の会長となる。

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