京の師走の風物詩「顔見世興行」開幕 菊五郎、菊之助親子の襲名 人気役者がずらり

[ 2025年12月1日 21:48 ]

京都南座での「顔見世興行」で弁天小僧を演じる八代目尾上菊五郎(右から2人目)

 京の師走を告げる「當る午歳 吉例顔見世興行」が1日、京都南座で開幕した。

 今回は八代目尾上菊五郎(48)、六代目尾上菊之助(12)親子の襲名でもあり「夜の部」には口上で片岡仁左衛門(81)を筆頭に中村鴈治郎(66)、片岡愛之助(53)、中村勘九郎(44)ら人気役者が居並んだ。

 仁左衛門は「八代目(菊五郎)さんは芸域が広うございまして、それぞれに成果をあげておられまして、頼もしい限りでございます。六代目(菊之助)は大変芸筋がよろしいようでございまして、ゆくゆくはお父様のようなステキな役者になってくれると思います」などと紹介。鴈治郎も「六代目菊之助さんは、とても12歳とは思えない“しっかりした”を通り越して“末恐ろしさ”まで感じます」などと話し「この後は私も相手役、恋人役として…」と続けると、満員の客席にどっと笑い声が響いた。

 菊五郎と同じ学校の後輩という勘九郎は「菊之助さんは次男の長三郎と同じ学校、同学年でございますので、菊五郎さんとは“パパ友”の間柄」と話し「親戚の一員といたしまして、後輩の一員といたしまして、またパパ友の一員といたしまして心よりお喜びを申し上げまする次第にございます」と結んで大きな拍手を浴びた。

 菊五郎は「初代の菊五郎から大切にして参りました伝統と革新の精神にのっとりまして努力する覚悟にございます」。続けて南座初登場となる菊之助が「ご当地、初のお目見えでございます。このような大きな名跡を襲名させて頂く感謝とともに立派な歌舞伎俳優になれますよう、なお一層精進いたします」などと、しっかりした口跡で口上を述べると感嘆のため息とともに割れんばかりの拍手が巻き起こった。

 公演は「醍醐の花見」「一條大蔵譚」「玉兎」「鷺娘」「平家女護島(俊寛)」(昼の部)、「寿曽我対面」「口上」「弁天娘女男白浪」「三人形」(夜の部)で25日まで。

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