坂上忍 4070万円の小籔起用ポスターに「覚悟をもってやったのならいい…問題は覚悟がなかったこと」

[ 2019年11月29日 14:25 ]

俳優の坂上忍
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 俳優の坂上忍(52)が29日、MCを務めるフジテレビ系「バイキング」(月~金曜前11・55)に出演。25日に公表されたお笑い芸人の小籔千豊(46)をモデルに起用した厚生労働省のポスターが自治体へ発送中止となったことについて言及した。

 厚生労働省は、人生の終末段階でどのような治療やケアを受けたいか事前に医師や家族と話し合っておく「人生会議」の普及・啓発ポスターの製作を吉本興業に依頼。小籔をモデルにし「俺の人生ここで終わり?」などの文章を添えたポスターが完成したが、患者団体などから抗議が相次ぎ、26日には自治体への発送を中止した。28日の参院厚生労働委員会で、厚労省の局長が「吉本興業と4070万円の委託価格で契約した」と明らかにすると、委員会室でどよめきが起きている。

 坂上は「タレントさんを使って、一人でも多くの方の目に留まってほしい、じゃあちょっとひとひねりも入れてみようかっていう覚悟をもってやったんだったら全然いいと思うんですけど、一番の問題はその覚悟がなかったことかなと」と指摘。このテーマを扱ったらクレームが入らないわけがないと言い、「クレームが入ったとしても“今回は我々はこういう意図でやったんです”っていう毅然とした態度で説明するべきだし、一番やっちゃいけないのがこういう形で引っ込めた時に、炎上商法じゃないけど逆に人目に触れたっていう見方もできるけど、一般の方からしたら、どういう税金の無駄遣いしてるんだっていうクレームも来ちゃう」と話した。

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2019年11月29日のニュース