元KARAハラさん遺書?自宅から身辺悲観するメモ 22日帰国、24日帰らぬ人に…

[ 2019年11月26日 05:30 ]

元「KARA」ク・ハラさん死去

元KARAのク・ハラさん
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 元韓国ガールズグループ「KARA」のハラことク・ハラさん(享年28)が亡くなって一夜明けた25日、死亡現場のソウル市内の自宅から、自筆とみられるメモが見つかった。現地メディアが報じた。

 文章は非常に短いもの。警察は詳細を明かしていないが「身辺を悲観する内容が含まれていた」としている。警察はハラさんの死因について「他殺の可能性はない」と説明。自殺との見方を強めており、メモを書いたのが本人か、遺書と見なすことができるかなどを捜査しているという。

 ハラさんは19日まで日本でライブを行い、今後の活動に意欲を見せたばかりだった。死に至った背景に注目が集まる中、ハラさんが「(亡くなる前日の)23日に、韓国で人に会う用事がある」と言い残し、22日に帰国していたことがスポニチ本紙の取材で分かった。

 ハラさんは今年6月に日本の芸能事務所と契約して以降、日本に在住していた。関係者によると「22日に帰国するまではとても前向きだった」という。またハラさんが「28日に韓国で大切な話し合いがある」と話していたことも判明。関係者は「23日に何かがあったとしか思えない」との見方を示している。

 別の芸能関係者によると、ハラさんは日本と韓国を行き来することが多かったが「韓国に行くと気がふさぐ」と周囲に漏らしていたという。現地警察はハラさんの韓国でのマネジャーや、遺体を発見した知人らからも事情を聴いている。

 この日、遺体が安置されているソウル市内の病院には弔問用の会場が設けられた。ファンや報道陣に27日まで開放される。一方、葬儀は「静かに見送りたい」との遺族の意向から、家族葬で執り行われる見込み。現地報道によると、遺体の司法解剖も、遺族の同意が得られない可能性が高く、難しいという。

 日本の所属事務所幹部もこの日、訃報を受け韓国入り。「少しでも状況を把握したい」としている。

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2019年11月26日のニュース