元女優の“カリスマ美容家” シングルマザー時代は「生きていけない…」保険解約、パート掛け持ちも

[ 2019年11月26日 12:58 ]

神崎恵
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 元女優で、“美のカリスマ”として知られる美容家の神崎恵(44)が25日放送の日本テレビ「しゃべくり×深イイ」(後9・00)にVTR出演。芸能界引退後に経験した、無職のシングルマザー時代の苦悩を明かした。

 16歳の時に、女優・戸田恵梨香などを輩出した「全国女子高生制服コレクション」でグランプリを獲得して芸能界デビュー。しかし「何も持っていなかったので、比べられる世界がキツくてつらかった」として、20歳で引退。交際していた男性と結婚し、2児をもうけた。

 しかし、次第に夫婦間ですれ違いが生じるようになり、29歳で離婚。無職のシングルマザーとなったが、当時については「生きていけないですよね。服やバッグ、アクセサリーを売ったり、保険を解約したり」。また、パートを2カ所掛け持ちしながら必死に子育てを続けたという。

 そんな中、次男から「ママは大人になったら何になるの?」の聞かれたことで一念発起。「その言葉が妙に響いて。夢を追っちゃいけないって思っていたんですけど、(追っても)いいんだと。大人だけどもう1回人生を頑張ろっていいんだと思ったのがきっかけでした」と振り返った。
 
 幼いころから好きだった美容を仕事にすることを決め、美容学校に入学。子育てをしながら平均睡眠時間3時間で、一から勉強を重ねた。

 芸能界を辞めた普通のママだから共感できるメイク術が話題に。その後は、著作が累計122万部を突破するなど“美のカリスマ”として、女性から圧倒的な支持を受けている。

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2019年11月26日のニュース