立川志らく 愛媛県警の誤認逮捕に「科学的捜査ってのがないんですかね」

[ 2019年8月2日 11:29 ]

立川志らく
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 落語家の立川志らく(55)が2日、コメンテーターを務めるTBSの情報番組「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に生出演。7月に松山市の20代女性が愛媛県警松山東署に窃盗容疑で誤認逮捕された問題について言及した。

 事件は今年1月に発生。松山市内でタクシーから現金約5万4000円が入った運転手のセカンドバッグなどが盗まれ、松山東署は車内のドライブレコーダーの映像を基に捜査し、7月8日に女性を逮捕した。松山区検の勾留請求を松山簡裁が却下し、女性は逮捕から2日後の同10日に釈放され、その後の捜査で、映像に映った人物と女性は別人だったことが分かった。女性の代理人弁護士は1日、女性の手記を発表。女性は、取り調べ中に「就職も決まってるなら大ごとにしたくないよね?」「認めないと終わらないよ」「タクシーに乗った記憶ないの?二重人格?」などと自白を強要するような発言が多数あり、大声も出されたという。

 志らくは「何にもしてないのに、ただ似てるだけって。科学的捜査ってのが愛媛県警にはないんですかね。似てるからって、そのドライブレコーダーの映像を当人に見せたら“これ私じゃない”って絶対言うでしょ。それを二重人格だなんだって、昭和の時代の刑事ドラマ見すぎたんですよ、警察の人は」と言い「取り調べ担当刑事の名前も出さないとだめ」と話した。

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2019年8月2日のニュース