ハリセン近藤 アドバイザリー委員会の設置に「会社として変わろうとしている意思は見えた」

[ 2019年7月26日 09:24 ]

「ハリセンボン」近藤春菜
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 お笑いコンビ「ハリセンボン」の近藤春菜(36)が26日、MCを務める日本テレビ系「スッキリ」(月~金曜前8・00)に出演。詐欺グループへの闇営業問題から発展した吉本興業の一連の騒動で動向が注目されている中、契約、ギャラの見直しなどを検討する経営アドバイザリー委員会の設置を発表したことに言及した。

 今回の動きに関して、近藤は「会社として変わろうとしている意思は見えた」と評価。それでも、「来週話し合いが行われるってことですし、これから具体的にどう変わっていくのか、って言う提示は本当に時間がかかると思いますし、そこはしっかりと伝えてほしい」と訴えた。さらに「中立の立場の方、第三者が入るのはいいことだと思う。中立の立場の方がいないと、どっちかに偏ってしまう。会社側、芸人側に偏ってしまうのは良くない」とし、「中立の立場で双方の話が聞ける方は第三者として入っていただいてという形が望みですね」と思いを明かした。

 今回の動きで、同社が契約書制度の導入に踏み切ることが明らかになった。問題発覚当時から、近藤は同番組で「契約という部分では、吉本興業と芸人との間に契約書というものがない」と指摘していた。

 番組MCの「極楽とんぼ」の加藤浩次(50)から「昔は契約書を交わさないということがちょっと美談みたいな(ところがあった)、信用だけでやることが一番かっこいいんだ!っていう、興行、テレビ業界のエンタメの世界ってそういう感覚があったんだろうね」と話を振られると、近藤は「もちろん、昔はあったと思う」と同意。それでも「時代とともに変わっていくと思うし、時代とともに、やれることも変わっていくと思う」と指摘し、「やれることが広がった時に、信頼とかじゃやれないこともたくさんある。吉本だけでも芸人6000人いるって言われている中で、それぞれの考え方で、しっかりと契約書を交わしたり、話をしっかりすることで前に進んでいくことができる。そこが大事」と強調。「昔、そういう気持ちが大事だったというのも私たちだって理解している。時代と共に変わっていかないところもあるぞって、皆さん、理解していただきたいなと思う」と続けた。

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2019年7月26日のニュース