加藤浩次 自身の退社発言で騒動肥大化「謝罪したい」

[ 2019年7月26日 08:42 ]

自宅前で取材に応じた加藤浩次
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 お笑いコンビ「極楽とんぼ」の加藤浩次(50)が26日、MCを務める日本テレビ系「スッキリ」(月~金曜前8・00)に出演。詐欺グループへの闇営業問題から発展した吉本興業の一連の騒動が自身の発言によってさらに大事になっている状態を謝罪した。

 吉本興業は25日、契約やギャラの見直しなどを検討するアドバイザリー委員会の設置を発表。会社への変化に「第一歩」としながらも「どうなるのか、見届けたいという気持ちはある」と理解を示した。

 そのうえで「僕がこういうことを発言したりして、事が大きくなっていることはお詫びと、謝罪したい。ここまで大きくなってしまっているのは…」と騒動が肥大化していることを謝罪した。それでも「ただ、会社がいい方向に向かうのは本当に賛成なんです」とあくまでも会社を良くしようと思っての言動であることを強調した。

 加藤は同番組で「大崎会長と岡本社長が辞めないなら僕は辞める」と発言したことについては「そう思って言っているし、覚悟して言っている」とあらためて退社への意思は変わっていないことにも言及。「だからと言って“吉本が変わらなくてもいい”とか、“俺が出て行くから関係ない”ってことは思っていない。どういうふうに変わっていくんだとしっかり見届けて、意見していけるところは僕はしていきたい。みんなそうだと思う。吉本が良くなるという方向に向かっていくべきだと思っている、それは変わらないと思う」と力を込めた。

 加藤は22日の同番組で、取締役ほか経営側の刷新を求め、「(同社の)経営陣が変わらないなら僕は会社を辞める」と宣言。翌23日には、吉本興業・岡本昭彦社長(52)が22日に行った会見を特集。「なんでこんなグダグダなんだと思った」とバッサリ。「『取締役が変わらない限り、会社を辞める』ってきのう言ったんで、その旨を伝えようと思う」とし、「自身の今後については「芸能界でどうなるのかは、それから」。大崎洋会長(65)との会談を終えた翌日の24日の放送では会社との話し合いは「ずっと平行線のまま」だとし、退社についても「意思は固い、という話もした」というが「今決めることはでけへんと言われた」と結論を保留したと明言。動向が注目され、一部の芸人が追随を示唆するなど、騒動がさらに大きくなっている。

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2019年7月26日のニュース